BICクリックゴールドのクリップが壊れ始めた

ロディアの色によく合っているので時々ロディアにさして使っているBICのクリックゴールドですが、最近、少しクリップが弱くなってきています。よく観察すると、こんな感じになっていました。

f:id:digistill:20180508225137j:plain

パイロットのアクロ300は大きさやデザインがよく似ていますが、クリップのしなやかさや固定の信頼度はかなり差がありますね。

ところで、机の上を改めてみると、ペンがかなり氾濫しています。

f:id:digistill:20180508225437j:plain

少しずつ増えていくので、普段はあまり気にしていないのですが、我ながら、改めてみるとこんなに多くのペンをどうするつもりなのか・・・

 

 

 

 

軽くて低重心 伊東屋 2 mm シャープ 木軸

2 mm芯の筆記具は、アイディア出しや落書きに最適な筆記具です。こまめに芯を削れば、一般筆記にも十分使えます。これまで、ステッドラーの925-25-20と北星鉛筆の大人の鉛筆を使って来ましたが、今日紹介するのは伊東屋の2 mm シャープです。

f:id:digistill:20180507212720j:plain

このシャープペンシルはインセンスシダーという鉛筆に使われる木材で作られているため軽いです。塗装はしてありますが、木が柔らかいので、塗装越しでも木軸独特の温かさを感じます。約15グラムと程よい重量で、軸は少し太めです。長さは132ミリで、少し短めです。先日紹介したぺんてるのP209と同じくらいです。

f:id:digistill:20180507213414j:plain

大人の鉛筆と違い、クリップが実装されています。クリップは小ぶりです。オレンズネロやS20程ではありませんが、手への干渉は最小限に抑えられています。クルトガアドバンスと同じくらいの位置です。

f:id:digistill:20180507213421j:plain

このアングルから観察すると、鉛筆と同じ材料が使われていることがよくわかります。

f:id:digistill:20180507213902j:plain

チャックは金属製です。口金も金属(黄銅?)でできていて、全体的に低重心となっています。

重心位置を大人の鉛筆と比べてみましょう。

f:id:digistill:20180507214012j:plain

重心からペン先までの距離が大人の鉛筆よりも短いことがわかります。また、全長が短いことで、後端部の回転モーメントが小さくなります。

筆記感は大人の鉛筆に比べるとかなり安定しています。手持ちのどのシャープペンシルとも違う、独特の安定感があります。

口金にはスリーブがあることにより、ペン先の視界がよくなっています。

芯の太さが2ミリもあると、書き続けると線がかなり太くなります。そのままラフに書き続けるのもいいですが、一般筆記にも使おうとすると、芯削りは必須です。わたしは二つ持っています。

f:id:digistill:20180507214643j:plain

上の芯削りが北星鉛筆の大人の鉛筆に付属していたもので、下のは925-25-20を買ったときに買ったuniのものです。かつて楕円形のArtisという芯ホルダーがあったのですが、そのブランドのものです。

下の写真はArtisで削った芯先です。

f:id:digistill:20180507214649j:plain

下の写真は大人の鉛筆で削った芯先です。

f:id:digistill:20180507214654j:plain

 付属の芯はなめらかで、硬度はHBくらいだと思います。大人の鉛筆の芯とは違います。伊東屋のウェブサイトを見ると、替え芯は国産となっています。調べてみると、他には三菱鉛筆かオートくらいしか国産の2ミリ芯はないようです。

このシャープペンシルは芯削りで芯を削ろうとすると芯を保持する部品ごと回転しやすいです。大人の鉛筆は回転しないのですが。頻繁に芯を削る人にとってはデメリットになるでしょう。もっとも芯だけならカッターで簡単に削れますが。

ヘルベチカ 2.0mm芯シャープペン(木軸) 黒

ヘルベチカ 2.0mm芯シャープペン(木軸) 黒

 

 

トラベラーズカンパニー ペンホルダーシール

トラベラーズノートの純正ペンホルダーは使っているとズレるので、最近は使うのをやめています。使っていない新品もあるのですが。

しかし、手帳にペンが付いていないと何かと不便です。今日、レクトの蔦屋書店でペンホルダーシールが目についたので、購入してきました。

f:id:digistill:20180506220316j:plain

手帳リフィルに貼り付けて、アクロ300を取り付けてみました。

f:id:digistill:20180506220319j:plain

いい感じです。

手帳リフィルに貼ってしまうと、毎年買い替える必要がありますが、素材的にも一年くらいの使用が限界でしょうね。

トラベラーズノート ペンホルダーシール 2個パック 黒 82262006

トラベラーズノート ペンホルダーシール 2個パック 黒 82262006

 

 

BONOX STAPLER

片岡義男の「文房具を買いに」に変わった形のステープラーが掲載されています。

f:id:digistill:20180506211831j:plain

ステープラーは仕事では時々使いますが、自宅ではほとんど使うことがありません。ただ、まったく使わないかというとそんなことはなく、手元にあるほうが便利であることは間違いありません。

紙を閉じる手段はステープラーをはじめ、ダブルクリップ、ゼムクリップ、ガチャックなど、いくつか定番の方法があります。その中で最も確実で安価なのはステープラーだと思います。しかも、一度買ってしまえば10年以上は買い替えることがないでしょう。

ところで、海外の展示会で名刺交換をした際、もらった名刺をノートにステープラーで固定し、メモを取り始める人がいました。想像もしない使い方にちょっと驚きました。しかし、考えようによってはすごく合理的な方法なのかもしれません。あの光景を見て、ステープラーの可能性が広がったような気がしました。

自宅で使っていたステープラーをどこかに無くしてしまい、何かいいものはないかと探していました。売れ筋の、軽い力で何十枚も綴じれるという機種が各社から出ています。仕事で使うなら実用重視のものがいいですが、自宅で使うステープラーにはそれほど実用性を求めなくてもいいと思います。

文房具店ではなく、雑貨屋などで時々見かけるのがBONOXのステープラーです。「文房具を買いに」の写真とは作りがちょっと違いますが結構似ています。調べてみると、いろんなメーカーが似たようなバリエーションのものを出しています。本と違うのは、固定軸の固定方法がカシメかEリングかといったところで、他はかなり近いと言えます。

実際に使ってみると、性能的にはせいぜい10枚以下といったところです。曲げた部分がフラットになるわけでもありません。今時の軽い力で30枚といったものに比べると性能はかなり劣ります。

ただ、机の上に出しっぱなしにしておいても楽しい形です。時々、数枚の紙をパチっと綴じる程度ならこれで十分でしょう。

f:id:digistill:20180506211837j:plain

塗装が剥がれることで、味が出てくるかなと思い、あえて塗装をしている白を選びました。

 

【DULTON】 ボノックス ステープラー クローム

【DULTON】 ボノックス ステープラー クローム

 

 

 今、調べて分かったのですが、この本、単行本はもう発売されていないのですね。

文房具を買いに (角川文庫)

文房具を買いに (角川文庫)

 

 

MONO stick

ペンケースがつくしペンケースなので、持ち運び用としての条件はスティック式であることです。また、できれば入手性の良いものがいいです。今はSEEDのSLENDY+を使っています。出先で消しゴムを多用することはほとんどないので特に問題はないのですが、あえて言えば字消し性が若干劣ります。あと、替えの消しゴムの入手性が悪いのも問題です。SLENDY+によく似た商品としてぺんてるのクリックイレーザーという商品があり、こちらはSLENDY+よりも目にする機会が多い気がしますが、どこでも買える感じではないです。

今回はMONOのMONO stickという商品を購入してみました。MONOには様々なスティック型の消しゴムがありますが比較的消しゴムが大きいものを選びました。MONOなら大体どこでも置いてあるので、替えの消しゴムの入手性も悪くないのではないかと思います。本体自体が200円と、それほど高いわけではないので、本体ごと買い替えてもいいかもしれません。

f:id:digistill:20180506013055j:plain

ノック式の消しゴムです。消しゴムの直径は約7 mmです。

出すときの感じはこんな感じ。

10回のノックで約18 mmの消しゴムが出てくるので、一回あたり約1.8 mmの消しゴムが出てくるのでしょう。2,3回ノックして使うとよさそうなので、シャープペンシルと同じような感じですね。

f:id:digistill:20180506013101j:plain

SLENDY+と比べるとだいぶ大きいですが、つくしペンケースとの相性は悪くありません。

f:id:digistill:20180506013105j:plain

机専用の消しゴムはコクヨのリサーレです。消しゴム自体、そんなに使わないのでそんなに頻繁に買うことはなく、あまり詳しく比較したりしたことはないのですが、リサーレは結構気に入っています。ちなみに、紙のスリーブの四隅はこんな感じに切って、角が切れにくいようにしています。サクラクレパスのArchなどがこんな感じの紙スリーブになっていますが、わたしは以前からこんな感じで使っています。

f:id:digistill:20180506014132j:plain

 

 

 

コクヨ 消しゴム リサーレ プレミアムタイプ ケシ-90

コクヨ 消しゴム リサーレ プレミアムタイプ ケシ-90

 

 

連絡はこちらから