青いマルステクニコにも硬度表示機能があった

先日購入したマルステクニコ、気に入ってよく使っています。

太さや重量、重量バランス、グリップの感触など、全体のバランスがすごくいいんです。

今日、八丁堀の東急ハンズに行って、製図コーナーをチェックしていたところ、青いマルステクニコがありました。手に取ってよく見ると、芯硬度表示の機能のあるものと、ないものが存在しました。機能といっても、クリップの部材に下の写真のような打刻があるかないかだけの違いですが。

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ペンの型番は同じだったので、新バージョンにはこの刻印があるんだと思います。言い換えると、刻印なしのものが欲しければ、早めに買ったほうがいいのかも。デザイン的にはないほうがすっきりしていますが、複数の硬度が混在する場合、キャップを色付きのプラスチックに変えるよりは刻印のほうがさりげなくていいかなと思います。

 

ステッドラー ホルダー芯 マルステクニコ 2mm用 780 C

ステッドラー ホルダー芯 マルステクニコ 2mm用 780 C

 

 

Pythonistaで簡単なアプリを作ってみました

今日は文房具とはちょっと毛色が違いますが、もはやケータイも一種の文房具と言えなくはないでしょう。

PythonistaというiOSアプリがあります。これを使うとiPhoneやiPadでPythonのプログラミングができます。すごいのはユーザーインターフェースの実装がすごく簡単なこと。これまで試したことはなかったのですが、興味本位でやってみました。

買い物をしていると、時々、何パーセント引きという表示があります。これが意外とくせ者で、消費税を含めると意外と安くなってないと感じることがあります。例えば、2980円の30パーセント引きだと、税込みにすると2253円になります。感覚的には1/3くらいになるだろうから、2000円くらいかなと思うのですが、実際は1割くらいの誤差があります。ケータイの計算機で、2980*0.7*1.08とするだけですが、もう少し簡単に計算したいと思って、次のようなアプリを作ってみました。

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表示価格と割引の百分率を入れ、エンターを押すと割引価格と、税込み価格が表示されるだけの簡単なアプリです。

ソースはたったのこれだけ。答えを四捨五入するくらいの工夫は加えたほうがいいかもしれませんが、最低限これで動作します。実際はUIの画面を作って、そちら側に少し手を加える必要があります。

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アイコンをつけてこんな風にアプリっぽくできます。

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少し検索するとやり方が出てきますので、興味がある人はチャレンジしてみてください。工夫次第ではもっと便利なツールが作れると思います。

ステッドラー 925 25-20

昨日紹介しなかった、ステッドラーの925 25-20。ステッドラーのノック式の2 mm芯ホルダーです。

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過去このブログで何回か登場しています。購入したのは2005年10月29日。

digistill.hatenablog.com

なんと12年前。

最近使用頻度が低くなっていたのは、芯の出が悪くなったから。使えなくはなかったので、仕事場に放置して時々使っていたのですが、気になって改めて内部を観察してみました。

芯を掴むチャックは通常、芯がないとこのような状態になっています。

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ぺんてるのウェブサイトで見たことがあるのですが、シャープペンシルのチャックはこの状態が一番テンションがかかって、チャックにはよくないんだそう。

リングをずらすと下の写真のようになるわけですが、芯が入っていないと、これが完全に閉じた状態になってしまいます。その状態で長時間放置すると、金属が変形し、開く力が弱くなるというわけです。

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わたしの925 25-20がまさにそのようになっていました。なので、リングを外しても芯が通るようなクリアランスがありませんでした。それが芯の出が渋い原因でした。

上の写真は手で押し広げた後です。このようにすることで、スムーズに芯が繰り出されるようになりました。

マルステクニコは13グラムですが、925 25-20は21.5グラム。925 25-20はマルステクニコと比べるとだいぶ重いです。通常筆記を意識するなら、マルステクニコの方が使いやすいと感じます。

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ステッドラー シャーペン 製図用 2mm シルバー 925 25-20

ステッドラー シャーペン 製図用 2mm シルバー 925 25-20

 

 

ステッドラー マルステクニコ 芯ホルダー ブラック 780 C-9

SOGOの紀伊国屋にマルステクニコがあったのを思い出して、行ってみました。青い普通のマルステクニコもありましたが、ブラックバージョンがあったので、こちらを買ってみました。

先日購入したユニホルダーによく似ています。

HBの芯が入っていました。

↓上:マルステクニコ、下:ユニホルダー

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ユニホルダーの方が少し軽くて低重心です。筆記時のクリップ位置はほぼ同じです。

ユニホルダーを手にして少し気になったのが、ローレット部分と樹脂軸のつなぎ目の段差でした。マルステクニコにはその部分の段差がほとんど気にならないような処理になっています。

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ブラックバージョンには硬度表示ができるような工夫があります。工夫といっても、クリップを無理やり回すという方法です。

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マルステクニコのキャップは芯研器になります。

下の写真のように芯を突っ込んで回せば削れますが、削りカスが中に溜まってしまうので、捨てる場所を見つけなくてはならず結局は面倒です。持ち運ぶなら小型のユニの芯研器を持ち歩いたほうが実用的だと思います。

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わたしが持っているのはユニのArtisという廃版品ですが、現行品も構造はほぼ同じだと思います。

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こんな風にして使います。削りカスは本体の底面から出すことができます。

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大人の鉛筆に付属している芯研器も利用できます。

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持ち運ぶには少し大きそうですが、ステッドラーのマルスミニテクニコ 2mm用 芯研器 502もそのうち手に入れようと思っています。

ステッドラー ホルダー芯 マルスミニテクニコ 2mm用 芯研器 502

ステッドラー ホルダー芯 マルスミニテクニコ 2mm用 芯研器 502

 

今日は芯も購入しました。2Bが欲しかったのですが、BとHBしか売っていなかったので、Bを購入しました。右側に写っている青い部品は芯の識別用のキャップです。マルステクニコのキャップとして使うと、色で芯硬度がわかるというわけです。よく考えられています。

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個人的にはユニホルダーよりもマルステクニコの方が手にフィットする感じがします。

今手元にある2mm芯の筆記具です。ステッドラーの925 20は会社に置いてあるので、写っていません。

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上から伊東屋Helvetica、マルステクニコブラック、ユニホルダー、大人の鉛筆。

硬度違いの芯を入れるため、ノーマルの青いやつも欲しい。

ステッドラー ホルダー芯 マルステクニコ 2mm用 780 C

ステッドラー ホルダー芯 マルステクニコ 2mm用 780 C

 

 

uniホルダー2.0 HB

今日は徳山に出張で宿泊しています。みなみ銀座はシャッターが閉まっている店舗が多いです。宿泊しているホテルを目指し、商店街の一番奥まで歩いていくと、ホテルの手前に文房具屋がありました。

どんな品物が置いてあるのか、一通り観察したはいいものの、手ぶらで出るのも憚れたので、何か買うものはないかと見まわしていたところ、uniの芯ホルダーが目につきました。これまで何度か買おうと思って買わなかった商品です。出張先で買った文房具は意外と記憶に残ります。記念品代わりに買うことにしました。

uniホルダーは芯の硬度ごとにキャップの色が違います。少し迷いましたが、やはり鉛筆はHBが基本だろうということで、HBを選択しました。

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芯ホルダーなので、ノック部分を押すと、芯がシュコッと全部出てきます。ただ、uniの芯にはストッパーが付いているので、芯が丸ごと飛び出すことはないです。

書き心地は鉛筆のHBに似ています。芯はすごく滑らかで書き心地がいいです。一般筆記だとHBくらいが適切だと思います。

グリップ部分はローレット加工になっているので滑りにくいです。

低重心ですし、クリップの干渉も最低限に抑えられているので、筆記具としての完成度は高いと思います。構造も単純なので、簡単に壊れることもないでしょう。

結構気に入りました。

三菱鉛筆 シャープペン ユニホルダー 2.0 ノーマーク 黒 MH500NM

三菱鉛筆 シャープペン ユニホルダー 2.0 ノーマーク 黒 MH500NM

 
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