手帳を買った(能率手帳1 小型版 1111)

宣言通り、能率手帳1小型版を買いました。型番は1111です。

能率手帳70周年を記念して、復刻版の帯が付いています。

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サイズは130×85×11(mm)で、能率手帳の中では最も小型な手帳になります。

今使っているキャレルB6と比べるとこんな感じ。

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重量は97グラムと270グラムなので、173グラムの差があります。約3倍ですね。

価格は1070円+税で、安いです。

能率手帳は丈夫に作られているので、1年くらいな破損することはないでしょう。今使っているキャレルもペン差しがいつまでもつかな、と思いながら使っているのですが、全然壊れる気配はありません。

手帳は大きいものは大きいものの良さがありますが、胸ポケットに入るというのも魅力のひとつです。

ペンホルダーはついていませんが、ポケットがあるならペンは何かしら刺さっていますし、ZOOM707をこのように組み合わせてもおもしろいかなと思います。

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レイアウトは普及版と全く同じですが、書き込む部分はかなり小さいです。筆記具は細字の奴じゃないと書き込みにくいかもしれません。

ガントチャートの部分は先日紹介しましたが、週間レフトの部分はこのような感じで書きます。

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ポイントは時間の近いイベントは下にずらして書くことです。「〇〇〇MTG」などと長く書くと、当然予定の時間の枠外にまで字がはみ出します。そうするとすぐ次の時間の予定が書けません。しかし、写真のようにずらせば問題なく書けます。このように予定が詰まることはそんなに頻繁じゃないので、こういう場合だけ気を付けて書けばいいです。→は「|→|」みたいに書いたり、「|→」などを使います。「|→|」はきっかり時間が決まったイベントで、「|→」は終わりが決まっていないイベントです。こういうイベントはできるだけなくしたいものですが。

手帳の役割は予定管理とTODOですが、最近はカクリエに印刷したTODO管理シートを挟み込んでTODOを管理しています。

能率手帳小型版とカクリエでノートを含めて運用できれば、持ち物がかなり軽くなっていいかなと思ったりしています。

 

 

 

 

手帳の履歴書とガントチャートの基本的な使い方講座

手帳というものを意識したのはほぼ日手帳からで、かつてはほぼ日手帳を使っていました。

ある時から能率手帳を使い始めたのですが、果たしてどういう手帳を使ってきたんだろうと思い、会社の引き出しから手帳を引っ張り出して、メモしてきました。(使い終わった手帳は会社に置きっぱなしにしています)

2009:能率手帳9011、年度版って書いてありましたが、基本的に能率手帳普及版と一緒

2010:能率手帳1211、普及版

2011:Googleカレンダー(この年はあえてデジタルオンリー)

2012:能率手帳1375、エクセル8

2013:能率手帳3121、能率手帳ゴールド

2014:能率手帳3121、能率手帳ゴールド

2015:能率手帳3121、能率手帳ゴールド

2016:能率手帳6527、Nolty U(1日1ページ)

2017:ジブン手帳>トラベラーズダイアリー

2018:トラベラーズダイアリ―

2019:能率手帳2041、キャレルB6ウィーク1

こんな感じです。

いろいろ使ってきてはいますが、週間レフト式を多く選んでいるようです。ただ、基本的にどの手帳でも致命的にダメってことはありません。

2017年はジブン手帳からトラベラーズダイアリ―に乗り換えましたが、これは左手ですっぽりつかめないことにストレスを感じたからです。とはいうものの、今使っているキャレルB6も片手ではつかめませんが、特に問題なく使っていますし、このまま最後まで使おうと思っています。ジブン手帳は少し縦長なのでつかめそうなのですが、ギリギリつかめるけど、心地よくつかめないという中途半端なサイズ感がストレスになったのかもしれません。

能率手帳の普及版を使えるかどうかは月間のガントチャート部分をどうとらえるかが好みの分かれ目になってくるかもしれません。エクセル8は月間部分がブロックタイプでちょっと大きめなので、使いやすいです。普及版や小型版でも月間ブロックタイプは存在するので、月間ブロックタイプが好みなら選択肢には困らないでしょう。

わたし的には、月間ブロックとガントチャートは一長一短です。大型なら月間ブロック、小型ならガントチャートが使いやすいのではないかと思います。月間ブロックはその日の主要なイベントを書き出しておくのに便利です。

一方、ガントチャートは定期的なイベントだったり、定番のイベントを書くのに便利です。突発的なイベントでも、下の部分に項目を書き足せばオッケーです。上の方には定番イベントを、下の方には突発イベントを書くようにすればいいでしょう。項目は一か月ごとに書き換えられるので、足りなくなることはまずないです。まずい使い方は下の縦長の部分に文字を長々と書くやり方でしょう。特別目立たせたいイベントならいいかもしれませんが、大体スペースが足りません。二つのイベントを書くとまず無理でしょう。ただ、そのイベントを左に2個書き出し、〇を2個付ければいいわけです(△△勉強会、△〇のみ会)。

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このように書いておくと、この日は丸一日つぶれる用事は入れられないなとか、午後は大丈夫そうだなとかおおよその目安が一目で分かるようになります。午前の用事を〇、午後の用事を◎などと、使い分けするのもいい工夫だと思います。ブロックのように細かい情報は入れられませんが、定番イベントを含めて一覧できるという点においては、ガントチャートは優れています。これが正しい使い方はどうかはわかりませんが、わたしはこう使っていました。

振り返ってみると、やはりポケットに入る手帳は使いやすかったなぁと思います。もちろんこれも一長一短です。長所はポケットに入って、荷物にならない点。短所はペンを一緒に持ち歩くのに不便、書類などをたくさん挟めない点です。ただ、致命的な問題ではありません。今年は能率手帳の小型版1111にする予定です。まだ買ってませんので、変わるかもしれませんが。

40周年記念プラマン 限定色 6色全色

40周年の限定色プラマンが売っていたので、全色買ってきました。

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色は、バーガンディ、ブルーブラック、オリーブグリーン、ダークグレイ、ターコイズブルー、セピアの全6色。バーガンディ、ブルーブラック、オリーブグリーンには3本セットがあります。

トラディオプラマンとの比較。

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プラマンは使い切りタイプのペンですが、トラディオプラマンはリフィルを交換することができるので、軸は使いまわすことができます。

ペン先の形状はどちらも同じです。

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それぞれの色を下に示します。

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ターコイズブルーだけはちょっと明るめで系統が違いますが、他の色は渋めの落ち着いた色です。トラディオプラマンのインク色は黒です。限定色は色分けして使うにはちょっと差がわかりにくい色だと思います。

軸の持った感じははトラディオプラマンの方がいいです。ただ、プラマンの方は、ペン先が柔らかく感じます。力を加えた時のペン先の変形の量とかは似たような感じなので、軸のデザインによって感じ方が違うのだと思います。

 

(下のリンクは限定カラーではありません)

 

書き心地番長

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先日、プラマンの限定カラーのものが発売されたと知って、文房具店を数件回ってみたんですが、見つかりませんでした。そこで自宅にあったトラディオ プラマンを引っ張り出して使ってみました。
万年筆とフェルトペンの間のような書き味で、心地がいいです。わたしがこのペンをあまり使わなくなったのはインク漏れが結構頻繁に起きて手が汚れるからです。最近のリフィルは改善されたのでしょうか。

これに似た感じのペンがユニボールエアです。ユニボールエアの方がスムーズに書けますが、0.5でも結構線が太めでインクがにじみやすい欠点があります。書き味だけで言えば、エアーの方が上です。

一言でペンといっても、使うシチュエーションによって良さの基準は変わります。

利便性の高さと書き味を兼ね備えているなぁと思うのは、ジュースアップの0.5です。これはゲルボールペンの中ではナンバーワンといっていいほどのなめらかな書き味だと思っています。

しかし、先日も書きましたが、書き心地だけで言えば、万年筆に軍配が上がります。ただ、万年筆と一言で言っても、ペンの種類や個体差がありますし、いい万年筆を評価できるだけの経験も必要ですので、これといった一本に出会うには結構いろいろ試す必要があると思います。わたしの中で書き心地番長はやっぱりキャップレスです。どちらかというとボールペンのような書き心地なのですが、線のシャープさや筆記時の感触、筆記角度の許容性が半端じゃなく高いです。

気兼ねなくガシガシ書けるのは、鉄ペンか比較的大型のニブが実装されている#3776のような万年筆の中字でしょうか。鉄ペンですが、ボーテックスとかサファリのEFとか、コクーンのM、カヴェコのFなんかはいいですね。細字ならプレラとかTWSBIもいいですね。万年筆はニブが弾性変形することで筆記時の衝撃を吸収してくれます。その特性を味わえるのは金ペンです。書き心地がなめらかかどうかという点に関しては、鉄も金も変わりなく、むしろ、個体差や使い込みの程度による差が大きいです。

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わたしは常に複数本のペンを机の上に出して、気分によって使い分けています。

来年の手帳をなににするか

ここ数年は少し大きめの手帳を使ってます。今使っている手帳はNOLTYのキャレルB6ウィーク1です。

使い始めてから10か月ほどが経過しましたが、なかなか使いやすいです。手帳は常に持ち歩いていますし、一日に何度も開きますが、耐久性も問題ありません。

いろんなタイプの手帳を使ってきましたし、デジタルのみで運用したこともあります。結果的に言えば、どの手帳でも特別に困ることはありませんでした。ただ、最近、能率手帳1を使っていた時の軽快感が便利だったなと思うようになってきました。胸ポケットにサッと入れて持ち運べるのはやっぱりいいんですよね。

というわけで、来年は能率手帳1にしようかなと思っているのですが、初の小型版にしようか迷っています。気が向けばゴールドにするかもしれませんが、たまには程よい価格のものを一年間使ってみるのもいいかなと思ったりしています。

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