オールアバウト

2006年上半期コンパクトデジカメ ベスト5
一位はF30だった。
どうでもいいけど、正直ちょっとうれしかったり。
このコンパクトデジカメの良さは、コンパクトデジカメなのに高感度が割と使い物になることと(一眼レフとは比べ物にならないだろうけど)、ISO100にすればコンパクトデジカメとしてはかなり秀逸な仕上がりになること。つまり、手軽なのにそこそこ使えるのがいい。
もう少し本格的な機能(例えばモノクロモードの設定の多様さとか)が欲しいところだが、スナップならこいつで十分だなと思わせるくらい仕上がりがいい。高感度撮影が得意という点において、自分的にGR-Dよりも魅力的だった。
もちろん、画質や撮影範囲の多様性を求めるならば一眼レフデジカメ以外に選択肢はないだろう。でも、今のコンパクトデジカメなら十分に満足の行く画像が得られるし、むしろ、コレデイイノダ的割り切り方で撮影そのものを楽しんでしまった方が写真との付き合い方としては健全なのかなとか思ったりもする。
もちろん、自分はフィルムカメラニコンF6の完成度も一眼レフデジカメの画質もレンジファインダーカメラのマニアック&ノスタルジックさもチェキのおちゃらけ具合もロモのボケボケ異次元画質も全て魅力的だ。
結局何で撮るかじゃなく、何を撮るかが重要なんだと思う。カメラなんてのは、コレデイイノダ、コレガスキナノダと思えるものなら、とどのつまりは何だっていい。

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