ちくま日本文学の「内田百けん」を読んでみた。まだ、100ページくらいしか読んでないが、予想以上におもしろい。何の予備知識もなく読み始めたのだが、この幻想的で奇妙な世界はなんなんだろう。純文学や小説的なものを予想していただけにちょっと驚いた。大正から昭和初期くらいに書かれた文章だが、古さが全くない。話自体は奇想天外なのだが、わかる感じがすることが多い。人間が普段の生活であまりあからさまにしない思考や感情が描かれている気がするのだ。ツボをクイッと押される感じがするんだな。