ZEBRA カラーフライト その2

昨日は某会議でカラーフライトを使い続けたが、結構感触が良かった。
消しゴムがちょっぴりでかいのがやはりポイントが高い。使いやすい消しゴムが内蔵されていると、会議に消しゴムを持って行かなくてすむので便利なのだ。


今日もカラーフライトを使おうと、筆入れから出し、ノックした。書こうとしたら芯がシュコッと中に入ったので、芯を引っ張りだした。続けてノックすると芯が出てきたので、途中から折れたらしいことが判明した。ちょっと気になったので、さらに芯を引き出したら、また中で折れていることが判明した。つまり、使用中もしくは移動中にシャープペンシルの中で芯が三分割されてしまっていたのだ。
なんじゃこりゃと思ったが、思い当たる節がないではない。
ラーフライトって口金の根っこが樹脂になっている。

よくわからないのだけど、内部を観察するとどうやらスリーブ(芯が出る筒)部分が別体になっており、樹脂で口金に固定されているような構造になっているんだと思う。

この構造の理由を探るために、該当する特許がないかちょっと調べたのだが、すぐに見当たらなかったので、勝手に推測してみた。とりあえず、2つ思い当たった。一つ目はペンを落下させたときにスリーブがひん曲がるのを防ぐ効果があるというもの。二つ目は筆記時のショックを緩衝する役割があるというもの。
実際に使っていて感じるのは二つ目の効果だ。実際に歪みを計測したわけではないので、数値では示せないが、カラーフライトは筆記時に明らかに歪みがあるように思う。カラーフライトは他の金属スリーブのシャープペンシルより筆記時の感触が明らかにマイルドなのだ。マイルドさで言えば、クルトガもマイルドなのだが、どこかメカニカルなマイルドさで芯がない感じだ。移動量も多めだ。カラーフライトのしなりは樹脂の変形から来るものなので、比較的剛性感があり、嫌らしさがない。おそらく意識しなければそういう状態であることすら気がつかないだろう。こういう状態が設計者の意図であるかどうかはまだ確認していないのだが、意図的にそうしているとすれば地味にナイスな工夫だと思う。贅沢を言えば、自分なら樹脂部品を口金の内部に隠れるような構造にするな。ただし、樹脂の露出部分が少なければ少ない程樹脂が変形しにくくなる可能性もあることは考慮しなければならないだろう。まぁ、その場合には樹脂をもう少し柔らかい物にするか、樹脂の支持方法を工夫するかだろうな。
最近は仕事で測定器の設計の原案をあれこれ考えることがあるのだが(図面は先輩に描いてもらっている 汗)、構造的にうまい工夫を思いつくとうれしくなる。大きな声では言えないが、測定器の原案作成は自分的にはラジコンを改造している感覚と大差がない。そんなわけで、最近はモノのちょっとした工夫が気になってしまうことがある。
でだ。芯が折れたのはこのスリーブ保持構造のせいなのではないかと思ったのだ。つまり、持ち運んだりしている時に、スリーブに何らかの力が加わり、変形しすぎて芯が折れてしまったのではないかということだ。ただ、シャープペンシルの芯ってのはある程度変形させても折れないようなものなので、芯が折れる程スリーブが変形したらシャープペンシル自体が壊れてしまうのではないかとも考えられる。
いずれにせよ、朝、新しい芯を入れてから今まで芯が折れるトラブルが発生していないので、今後継続して様子を観察する必要がありそうだ。