オリンパスE-30

仕事が終わってからカメラ屋に寄ってみた。
DMC-G1をじっくり触ってみた。塗装の感じは改めて触ってもいい感じだった。ボディの仕上げもこの値段なら悪くない。また、LVF(Live View Finder)のできも非常によい。撮影時の感覚はよくも悪くもコンパクトカメラに非常に近い。DiMAGE A1をリファインしたらこうなるだろうなという感じ。
しかしながら、ダイアルが操作しにくいことに気がついた。ダイアルがシャッターボタンの下側に付いているため人差し指で操作するには窮屈で、薬指で操作しようとすると指がつりそうになるのだ。DiMAGE A1のようにシャッターボタンの上にあればなんの問題もないのだが。
また、背面液晶を横に引っ張りだすと、撮影しにくいと感じた。これはレンズの光軸と視線の軸が水平方向にズレ過ぎているせいだと思う。仰角や垂直方向のズレはそれほど違和感がないのだが、水平方向のズレには慣れが必要だと思った。これもやはりDiMAGE A1の方が優れていると感じる。


今日はちょっとじっくりデジタル一眼を観察してみた。
DMC-G1以外でいいなと思うのはオリンパスのE-520だ。これは使いやすさと大きさのバランスが非常によい。ライブビューができるのもポイントが高い。コンパクトデジカメに慣れてしまうと気軽な撮影はやはり背面液晶で済ませたいのだ。にも関わらず一眼レフの堅牢さも兼ね備えている(ように感じる)。オートフォーカスも十分に早い。


次にいいなと思ったのはニコンのD-90だ。ボディの重量が約620 gで、大きさ重量的にはギリギリといった感じなのだが、その分ボディデザインに余裕があり、操作はしやすい。ライブビューもできるし、動画も撮れるということでなかなかおもしろい一眼レフだと思う。この大きさでは気軽なスナップといった雰囲気は消えるが、これはこれでいいなと思わせるものがあった。


D-90の大きさが容認できるならば、次に視野に入ってくるのはオリンパスのE-30ということになる。E-30は重量が約655でD-90よりもちょっとだけ重い。まだ店頭にはなかったが、画面で見る限りデザインが非常にいい。中でもポイントが高いのはライブビューができ、しかも液晶がフリーアングルであるという点だ。DMC-G1と同じ欠点はあるものの、他の一眼レフにはない特徴だ。また、E-30に実装されているアートフィルターが好みだ。中でもLIGHT TONEとROUGH MONOCHROMEがいい。多重露光ができるのもおもしろいと思う。ファインダー倍率が1.05倍というのもポイントが高い。実際に触ってみないとなんとも言えないけど、現段階でE-30が一番欲しいかも。

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