夏日

今日は朝からよく晴れて、夏らしい一日だった。広島はちょっと山の方に入ると田舎の風景が広がる。
山には赤とんぼやシオカラトンボ、オニヤンマなどがいっぱいいた。
写真を撮るとなると、快晴というのは意外とやりにくい。どうしても明暗差が大きくなり、コントラストが強くなりすぎて、ダイナミックレンジ不足気味になるからだ。でも、直感的な色彩はやはり天気がいい方が鮮やかだ。
今日もK-7は持ち出さなかった。
F30の撮影はフルオートなんだけど、それでも結構よく写ると思う。
↓毎年この頃に行く場所だけど、今年は鮮やかな花がいっぱい咲いていた。ぐいっと一歩花に近づき、広角マクロ的に撮影してみた。一歩引いて撮影すると、花と鳥居のバランスが均質化して、花のきれいさが薄れてしまう。こういう写真はたぶん被写界深度の深いコンパクトカメラの方が撮影しやすいと思う。

↓離れて撮るとこんな感じ。これじゃ、ちょっとおもしろくない。

上の写真の角度からの撮影では、鳥居の上のピンクが気になったので、F30を望遠端にして、次のように撮影してみた。う〜ん、照明の電柱がじゃまだな。

F30を使うとき、基本は広角端の35ミリでの撮影だ。次によく使うのは望遠端のような気がする。中間の焦点距離はあまり意識して使っていないが、時々無意識に使っているような気がする。
自分の撮影の感覚としては、28, 35, 45or50, 105ミリくらいがあれば十分だ。標準から望遠の中間の70ミリくらいがあってもいいかもしれない。それ以上となると望遠鏡的な200ミリから300ミリくらいが時々欲しいことがある。これにマクロが2、3本欲しいかな。欲をいえば、明るい標準レンズが一本いるな。って、ほとんど全部だな・・・。汗
精選するとなると、35ミリ、50ミリに望遠マクロ、高倍率ズーム一本ってところかな。どれか一本選べとなると、明るめの35ミリか50ミリかなぁ。そういう意味ではK-7にあわせたDA35ミリマクロ(換算50ミリ)はなかなか万能の一本だと思う。
↓これは赤とんぼを撮っただけの写真。ちょっとピンボケ。というか、もう少し絞った方がよかったか。でも、フルオート撮影だしな・・・

↓鮮やかなピンクが印象的だった。空を仰ぎ見るような感じで撮影したので、上下感覚がない構図になっている。でも、こういう動物的な直感のみで撮影したような写真は嫌いじゃない。あ、きれいだなと思い、近づいてパチッと撮影する。それが写真を撮る醍醐味だと思うからだ。構図的な配慮ができればなおいいのだが、そういうことを考え過ぎてシャッターを押さないよりは、とりあえず撮ってしまう方がいいと思う。

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