ファイル・ウェブ “もっといい写真を撮りたい”というニーズにE-P1という強力なメッセージで応える

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E-P1の欠点は2つ。
1 ストロボがないこと
高感度で撮影の幅は広げることができるというものの、ストロボ撮影と高感度撮影は全く別物だ。ストロボを使用することでアイポイントを入れるとか、逆光や天気のいい日の日陰で人物の顔が黒く沈むのを抑えるとか、夕暮れ時にスローシンクロで夕焼けと人物を同時にきれいに写すとか、いろいろできるようになるのだ。これらは高感度撮影ではどうにもならない。内蔵のストロボなんて大した性能ではないだろうが、それなりに使えるのは確かだ。ただ、夜景や遥か彼方の被写体に向けてストロボを光らせるという間違った(ほとんど意味のない)使い方をする人が数多くいるのも確かだ。でも、それはあくまでも間違った使い方をしてるだけのことであり、だからストロボは要らないということにはならない。

2 EVFがないこと
17mm(完全34mm)用の光学式ビューファインダーをオプションにしてあるということは、のぞき込んで撮影するということのメリットを認めているわけだ。なのにズームレンズ用にそのような手段を用意しないというのは、どこか矛盾している。ミラー無しでさまざまな(ズーム)レンズに対応したのぞき込み撮影を実現するためには、現段階ではEVFしか手段がない。画質的に満足できないからEVFを準備しなかったというのは詭弁に過ぎない。ならば背面液晶が23万画素であることの説明がつかないと思うからだ。
EVFがないならないでもいい。ならば光学式のビューファインダーを準備するべきではないのだ。
この欠点は技術的な問題というよりも、思想の問題なのだ。


とはいえ、E-P1は気になるカメラであるのは確かだ。事実、カメラ屋で目にすると、ついつい手に取ってしまう。それだけにちょっとした欠点が目につくのだろう。