ガイドナンバー

上の記事でストロボの話が出たから、ガイドナンバーのお勉強をしてみよう。
ガイドナンバーについての詳しい内容はウィキペディアなどを参照して欲しい。
ウィキペディアガイドナンバー
そこにある式を参照すると

撮影距離・ガイドナンバー・絞り・フィルム感度の関係は以下の通りである。 撮影距離をd、ガイドナンバーをg、絞りをa、フィルム感度(ISO感度)をsとすると

a=g/d*sqrt(s/100)   (sqrtは平方根を示す)・・・・・(1)
という関係が成り立つ。

F30の場合、広角時に感度オートで最大6.5mストロボ撮影ができることになっているので、これを「ISO800、F2.8で撮影距離6.5m」と読み替えると(F30の広角時の開放F値がF2.8で、オートの最大感度はISO800だから)、
2.8=g/6.5*sqrt(800/100)
g=2.8*6.5/sqrt8=1.4*6.5/sqrt2=6.4
このgを使って、式(1)をdについて解くと
d=6.4/a*sqrt(s/100)
となる。
F30を用いて広角開放時(つまりF2.8)にISO3200の高感度で撮影したときの、撮影距離を求めると
d=6.4/2.8*sqrt(3200/100)=6.4/2.8*sqrt32=12メートル
となり、12メートル先までは光を届けることができる。言い換えると、これ以上離れた被写体にストロボを光らせても期待したようには写らないだろう。
ちなみに、ISO100だとd=6.4/2.8=2.3メートル。ISO400だとその二倍で4.6メートルということになる。いまどきのデジカメは高感度撮影ができるし、オート機能が賢いので、そこそこ無難に写るだろうが、せいぜい10メートル以内程度を目安にした方がいいかも。


ただし、今回求めたF30のGN(ガイドナンバー)が6.4というのはちょっと小さ過ぎる気がする。参考までに「写ルンです」のフラッシュのGNを調べたところ、8~12であった。