街を撮るとは

今は広島で撮影をすることが多いが、決して広島を撮っているわけではない。つまり、撮影地が広島というだけで、広島を意識するのは原爆ドームを撮影する時くらいのものなのだ。

広島の写真を多くブログで発表している人を時々見かける。なんの変哲もない見慣れた場所の写真なのだが、なんかいきいきした感じが伝わってくる写真があるのだ。なにが違うのかなと考えてみたのだが、それはきっと広島を撮っているかどうかの違いなのではないかと思った。広島のことをもっと知らなくてはならないと以前から考えてはいるのだが、写真を撮ることに意識が向き過ぎて、なかなかそこまでたどり着かないのが現状だ。撮ることも去ることながら、撮るものをよく知ろうと意識して、よく見ることが大切なんだと気がついた。写真術は二の次三の次だ。そして、いいカメラかどうかなんてのは、ある意味どうでもいいことのようにすら思えるのだ。