どんなスキャナで読み込んだドキュメントでもEvernoteへ自動転送する方法

会社に数年前に買ったまま使っていないドキュメントスキャナがあった。コクヨのCaminacsというヤツだ。あまりメジャーなスキャナじゃないような気もするが、結構優秀なのだ。というのも、A3のドキュメントがそのまま読み込めるし、A3とA4が混同していてもスキャンが可能なのだ。
紙が詰まったり、複数枚吸い込んだりと、ちょっと使うのにコツがいるのだが、紙の差し込み方にちょっと気を使えば、致命的な問題はない。
現行品とはいえ、最新式のスキャナじゃないのでEvernoteとの連携なんて気のきいたことはできないんだろうなと思っていたのだが、結構あっさりできてしまった。
Evernoteのツールメニューに「インポートフォルダ」というのがあるのだが、フォルダをあらかじめ登録しておくと、Evernoteの所定のノートブックにファイルが自動で登録される。ソースという部分を「保持」にしておくとファイルは残り、「削除」にするとEvernoteにファイルが読み込まれるとフォルダ内のファイルは削除される。指定するフォルダをスキャン画像が保存される場所と同一にすることで、スキャナで読み込んだ画像が自動でEvernoteに読み込まれる。


自分はマイドキュメント内に「スキャンドキュメント」というフォルダを作成し、スキャナの保存フォルダをそこにした。その後、Evernoteにも「スキャンドキュメント」というノートを作成し、インポートフォルダでマイドキュメント内の「スキャンドキュメント」からインポートするようにした。ソースを「削除」に設定することで、「スキャンドキュメント」内は常に空になるので、すっきりする。
この方法ならどんなスキャナでもEvernoteと同期することが簡単にできる。
今日、かなり大量のスキャン作業を行ったが、まったく問題なく全てのドキュメントが整然とEvernoteに読み込まれた。
Evernoteに読み込んだら、所定のノートファイルに整理しておくことをオススメする。
これを応用すればスキャンファイル以外のファイルでも常にEvernoteに自動で保存することができるだろう。Evenoteの一ヶ月の使用限度は1GBなので、よっぽどのことをしない限り容量不足になることはないだろう。
あぁ、自宅にもドキュメントスキャナ欲しくなってしまったではないか。

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