ソニーサイバーショットDSC-RX100 - デジカメWatch

ソニーサイバーショットDSC-RX100 - デジカメWatch
この記事でも触れられているが、RX100で注意しなくてはいけないのは、シャッタースピードが最短でも1/2000secなのに、NDフィルタが実装されていないことだ。レンズが明るいだけにもったいない。
NDフィルタとは色彩に影響をあたえることなく撮像素子(フィルム)に当たる光を軽減するフィルターのことで、減光フィルタとも言われる。絞りを開け気味にしてボケを生かした表現をしたいのにシャッタースピードが追いつかない場合や、シャッタースピードを意図的に長くしたり(川の流れとか滝とかの表現でよくある)するときに使うことが多い。
XZ-1の場合、絞りを開放F1.8にすると天気のいい屋外ではシャッタースピードが間に合わなくなることが多々ある。そういう時でもXZ-1にはNDフィルタが実装されているので、NDフィルタをONにすれば問題がない。F1.8という明るさはそういう明るさなのだ。
余談だけど、F1.8とF2.8の明るさを比較するには、各々の二乗の商を求めてあげればいい。F値ってのは絞りをマルだと考えると、直径の逆数に比例するような値だと思っておけばいい。そこで、光が通過する量はマルの面積に比例すると考える。面積は直径の二乗に比例するような値だから、F値の逆数の二乗を比較すると明るさが比較できる。計算を簡単にするために、明るさの大小に注意すれば単純にF値の二乗の商を求めても正確性は失わない。2^2/4^2=1/4で4^2/2^2=4って言っているような違いしかないってことだ。つまり、2.8^2/1.8^2=2.4、よってF1.8というのはF2.8の2.4倍あかるいのだ。例えば、適正露出がF2.8でシャッタースピード1/1000だった場合、絞りをF1.8にするとシャッタースピードは1/1000の2.4倍早くなくてはいけないのでシャッタースピードは1/2400必要となる。こんなふうに考えるとよい。
NDフィルタなんて外付けすればいいだけのことだけど、レンズの明るいコンパクトカメラなら多少ボディが大きくなっても実装して欲しいところ。NDフィルタなんて大したことじゃないように思えるが、実際、必要なシーンに出会うと、ありがたみがよくわかるはずだ。小型化することで失うものはあると思うけど、必要な物、あったら便利なものまで削り落としてはいけない。当然、なんでもかんでも実装してむさ苦しくなるのは本末転倒。何事もバランスが大切なのは言うまでもない。