ASCII.jp:ミラーレス機でこそカッコよく撮る! 単焦点レンズのススメ

ASCII.jp:ミラーレス機でこそカッコよく撮る! 単焦点レンズのススメ
ミラーレスである必要はないと思うが、レンズ交換できるカメラだったら一度は単焦点レンズを使ってみたいところだ。
自分がK-7で使っている単焦点レンズはDA21 Limited, DA35 Macro Lited, DA 70Limitedだ。これにDA55-300という望遠ズームをあわせて普段撮影している。以前、FM3Aで使っていたAi Nikkor 45 mm F2.8Pの45 mmという焦点距離はなかなか魅力的だった。DA21は32 mm相当で、DA35は53.5 mm相当なんだけど32 mmほど広くなくて、53.5 mmほど狭くない絶妙な焦点距離だと思うのだ。はじめての単焦点レンズが45 mmで始めの頃は2,3年それ一本で撮影していたので慣れ親しんでいるせいかもしれない。
単焦点レンズの場合、ズームのように構えてからズームで画角調整をするというわけには行かないので、フォトウォークの時などは、その日のイメージにあわせてレンズを選び、あらかじめ装着している焦点距離の視覚で対象物を観察しながら撮影をすることになる。この間隔はズームレンズを使っているときには全くない感覚である。この制限がむしろ撮影の楽しみを深めてくれるような気がしている。つまり、趣味性はより高いと思う。
単焦点レンズの魅力は小さくて明るいことだと思う。Limitedレンズは光学性能を多少犠牲にしてでも味を重視した小型設計なので、一般的な明るいレンズとは少し位置づけが異なるがそれでもDA70などは107 mm相当でF2.4なので、一般的な標準ズームレンズの107 mmとは一味違った描写が得られると思う。
DA35はいわゆる標準レンズと同等の焦点距離である。マクロレンズで等倍までの撮影にまで対応するが、いわゆる望遠マクロのようなボケは期待できない。ただ、テーブルフォト等を撮影するときなどは焦点距離が短いのでワーキングディスタンスを取る必要がなく、座ったまま近接撮影ができるのがメリットだと思う。このレンズは遠景からマクロまで無難にこなすことができるレンズであり、こういうレンズはそれだけで特徴がある。単焦点を一本選べと入ったらこれを選ぶ。
このように単焦点レンズにはそれぞれおもしろい特徴があり、選んで撮影する楽しみが増える。
一本、まずは標準域のレンズから使ってみては?

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