豆ZINEの作り方を研究してみた

とりあえず、紙を切って、本にしてみた。

バラバラにしてみた。
これが表。

これが裏。
つまり、表を上から2-11, 4-9, 6-7、
裏を12-1, 10-3, 8-5、
と、レイアウトすれば、切って本になるってことですわ。

そして、一枚の紙の表か裏の数をそれぞれ足すと、13になってること気がついてますか?あと、数字を縦に見ると、差が2の等差級数になってることとか。てんでバラバラの数字じゃないんですな。
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12の左からと右から一個ずつ数字を引きぬいて、順々に裏表と書き足す。
1-12(裏)
2-11(表)
3-10(裏)
4-9(表)
5-8(裏)
6-7(表)
その後、裏の部分だけ左右の数字を入れ替える。
12-1(裏)
2-11(表)
10-3(裏)
4-9(表)
8-5(裏)
6-7(表)

そして、裏は裏だけ、表は表だけ集める。
2-11(表)
4-9(表)
6-7(表)


12-1(裏)
10-3(裏)
8-5(裏)

はい、これが紙を切って導き出した組み合わせですな〜。
なんでこうなるかは、本のページの構造を見ると明らかだ。本を真ん中でぶった切ると、左側には1,2,3,4,5,6が層状にならび、右側には同様に12,11,10,9,8,7が並ぶ。それを左から一対にしたのが本なので、必然的に上のような操作で、紙の組み合わせが求まるのだ。
半分に折り曲げた紙をバッチンと閉じて作るような本は必ずこのような組み合わせで作らなければいけないわけだ。
この原理がわかれば、24ページの本のレイアウトもすぐ導き出せる。

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