名作を捨てよ、町へ出よう

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かつて写真は貴重なものだった。写真というものは記念日のような特別な日に上手に撮らなければいけないと思っていた。

しかし、時代はデジタルカメラ。1枚撮影しようが1000枚撮影しようが、違いは電気代とHDDを占有する程度くらいのもんだ。今やHDDの1GBあたりの単価は数円。写真一枚分にすれば僅かなものだ。データなので自由に消去もできる。

近所をのんびり散歩しながら、目についたものを好きなように撮影すると単純にたのしい。時には新たな眼差しを持ち、時には観光客気分で、そして時には写真家気分で、そんな風に自由に写真を撮るのだ。ウルトラマン消しゴムを収集するかのように、あ、おもしろい!を集める。おもしろくなければ撮らなければいい。

さぁ、名作を捨てよ、町へ出よう。

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