MG7530の写真画質

10年ほど前にPIXUS990iで印刷した写真と全く同じ写真をMG7530で出力して画質を比較してみた。

ちなみにMG7530の印画紙はキヤノン光沢ゴールド、印刷は「きれい」で行った。990iも同等の印画紙だったと思う。印刷は最高画質で行っているはず。

MG7530のプリントのほうがメリハリがあってきれいなんだけど、細部のグラデーション部分はむしろ990iの方が粒状感が目立たずにむしろ滑らかに見える。ただし、990iの場合、細部を見るとバンディングが多少出ている。

下の一枚目がMG7530で二枚目が990iだ。990iは暗部をいろんな色を打つことで表現しているけど、MG7530は比較的大きなドットが暗部に打ち込んである。この比較的大きめのドットが人の肌とかに打たれているので、近くで見ると粗い感じがする。キヤノンの光沢ゴールドを指定すると、最高画質が選択できないので、そのせいも多少はあるのかもしれない。メガネをかけると近くが見えなくなるので、これらのドットはいずれもわからなくなる程度のものではある。

何枚かのプリントを比較してみたが、990iと7530の違いは驚くほどない。色味は多少違うのだが、粒状感やプリントの基本的なクオリティに大きな違いはないと言える。

7530は顔料ブラックを入れて6色インクなのに対し、990iは顔料ブラック無しの7色染料インクなので、基本的な色再現ポテンシャルは990iの方が上なのかもしれない。

(下の画像はプリントをマクロレンズDA35MacroLimitedで撮影したjpg画像をトリミングとリサイズして作成した)

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今回の比較で驚きだったのは、ポケットアルバムに入れておいた990iの写真の色がまだまだはっきりしていること。というか、退光している感じはほとんどない。

今のキヤノンのインクはアルバム保存で300年以上が可能だと謳っているので、実用的には十分な保存性があるのではないかと推測される。

大量に印刷する時はネットプリントが安いけれど、ゆっくりと印刷するものを選び、色などを好みに調整できるおうちプリントも久々にやってみるとおもしろい。