iPhone6 plusのカメラのでっぱりについて

iPhone6 plusのカメラは出っ張っている。ネットの情報などを見ると、0.7 mmとか0.8 mm程度。カバーとはいえ、レンズが出っ張っていると傷がつきそうなので、カバーを付けた。ホントならカバーなんか付けたくないんだけど、カバーを外したらiPhone4がすぐに壊れるという経験を2回したので、破壊防止の意味もあるんだけど、iPhone6 plusの場合、カメラの傷防止という意味がある。

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しかし本当にそうだろうか。

幾何学的に考えると、平面1に出っ張った平面2が存在するときに、平面3に接触させると、出っ張った平面2の端面は平面3と接触するが、それ以外の部分は平面3に接触しないはずである。むしろ、平面1と平面2が同一平面上にある場合の方が平面2と平面3が接触するのである。

カメラのレンズ表面(平面2)と例えば机(平面3)との最大の隙間はどのくらいか。ざっくりした想定で計算すると、0.04mm(40μm)程度である。

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レンズに傷をつけるのはいわゆる砂埃であると思われる。

砂埃の代表と思われる黄砂を例に考えると、

日本などの、発生地からある程度離れた地域に飛来する黄砂の粒子の大きさは、0.5 µm – 5 µm くらいであり、粒径分布では 4 µm にピークがみられる[49]。これはタバコの煙の粒子の直径 (0.2 – 0.5 µm) より大きく、人間の赤血球の直径 (6 – 8 µm) よりやや小さいくらいである。この大きさの粒は、地質学での砕屑物の分類においては、砂というよりも「泥」(シルト・粘土)にあたり、非常に小さい部類に入る。

Wikipedia

ということなので、黄砂程度の砂なら割と隙間に余裕がある(端面には接触する可能性はあるが)。

ところで、砂というのは意外と硬度が高い。いわゆる砂は、角閃石、長石、石英等で構成されており、モース硬度でいうと角閃石:5.5、長石:6-6.5、石英:7(ちなみにダイヤモンドが10)。いわゆる鉄、鉄と言っている固いもの代表と思われている鉄鋼のモース硬度が5-8.5。

しかし、iPhone6 plusのカメラの表面を覆っているガラスはサファイヤクリスタルガラスだ。サファイヤクリスタルガラスのモース硬度は9らしいので、いわゆる砂では傷がつきにくいものと思われる。

あれ、ということは隙間云々をそもそも気にする必要がないってことか。

(ちなみに、科学的に厳密な考察ではないので、あしからず)

参考

価格.comマガジン スマホに使われる“宝石”「サファイアガラス」のメリットとデメリット

なぜAppleはサファイアクリスタルの生産に取り組むのか。その狙いは? - たのしいiPhone! AppBank