Evernoteを使う人と使わない人

会社で数名にEvernoteを使ってもらっているんだけど、活用するところまでに至っている人はあまりいないようだ。自分の場合、全ての仕事の起点がEvernoteなので、これなしで仕事をするイメージができないくらいに依存している。
前も似たようなことを書いたけど、Evernoteを使いこなすコツは、使いこなそうと思わないことだと思う。

まずはinboxノートを作成し、そこになんでもかんでも放り込むことから始めるといいと思う。振り分けるのが面倒なノートもとりあえずInboxだ。だから、自分のInboxには現在600以上のノートが登録されている。さすがに1000を超えそうになると、焦って整理したりする。

気になるメールもEvernoteに転送してしまう。転送するとき、メールの題目に[@ノートブック名]を付けておくと、きちんとノートブックに振り分けられる。WindowsのOutlookだったら、Evernoteに転送するプラグインもある。

場合によってはプロジェクト別にノートブックを作ることもあるし、場合によっては承認書類をスキャンして取っておくノートブックもあるし、アイディアを集めておくノートブック、定例会議の資料をストックしておくノートブック、論文をためておくノートブック、様々だ。ノートブックの次元やレイヤーはグチャグチャで、思いついたようにノートブックを作り、必要なくなったら中のノートをアーカイブに放り込んでノートブックは消去する。場合によってはタグを付けることもあるが、系統的に付けることはない。思いついたり、気がついたり、タグを付けておいたら便利かもしれないと思った時だけ付ける。整理したくなったら整理するけど、基本的に整理はしない。

とりあえず適当にはじめてしまうのだ。そうするうちに、次第によく使うノートブックやローカルな自分ルールが出来上がる。ノートの総数は12000を超えているが、実質的にアクティブに活用しているノートブックは10もないし、アクティブなノートは1000もないと思う。

検索してズバッと対象にたどりつかないことも多々あるが、その時はノートにキーワドを付与したり、タグを付けたりする。そのノートのキーワードが「ノート」だと思ったら、ノートの適当なところに「note」とか「のーと」と書いたりもする。用語を統一すればいいんだろうけど、どのような用語を使っていたかなんて思い出せないことのほうが多いから、キーワードの方を多様に表現することで検索性をあげるのだ。

また、よく使うノートは「ショートカット」に登録したりもする。

自分もまだまだEvernoteの活用法の模索中ではあるが、生産性は確実に上がった。

最後にもうひとつ、使いこなすコツをあげておくとすれば、Evernoteを頻繁に使うことだと思う。頻繁にEvernoteを見ることで、Evernoteのインターフェースに目が慣れてきて、ノートブックやノートの目星がつきやすくなる。基本的には忘れるために記録するのだけど、記録を見返すことで記録のMapのようなものが出来上がってくる。もちろん、全ては無理だけど、よく使う範囲のノートがどの引き出しに入っているかの感覚が次第にできてくる。