Nikon COOLPIX P610テスト撮影

買い物の途中、河原に行ってP610のテスト撮影を少ししてみた。

手持ちで望遠端に近い条件で鳥を撮影。鳥は動くから意外と難しい。

ズーム動作が遅いのと、AFもそれほど早くないのでコツをつかむまでに結構苦労すると思った。

小さな撮像素子に24mmからの60倍ズームという超ズーム望遠レンズを実装している割には結構よく写る。

同一画角でGRと比較してみたが結果はGRの勝利。コントラストや細部の描写に差がありすぎた。さすがにAPS-Cの短焦点レンズと比較するのはかわいそうだった。一般的な写真という観点では十分な画質ではある。

問題は画質というより撮影のレスポンスだと思う。コンパクトカメラとしては十分なレベルはクリアしているものの、起動の速さ、ボディサイズによる取り回し、カメラの存在感のなさ、ピントやシャッターレスポンス、すべてにおいてスナップカメラとしてのGRの完成度の高さを改めて評価することとなった。

以下がP610のテスト撮影画像。

よく見るサギだが、改めて静止画で観察するとなかなかおもしろい。

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鳥は動くので被写体ぶれを起こす。この時は比較的ゆっくり歩いていた。しかし、60倍ズームの望遠端を手持ちで撮影してこれだけ写るのはすごい。手ぶれ補正が効いているせいか、シャッターを押したときのイメージと記録される写真の画角に結構差があるのが気になった。手持ち撮影は可能だが、三脚はあったほうがいいかもしれない。

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モノクロ撮影。コントラストやフィルター効果をつけられるので、比較的深みのある描写ができた。

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これは普通に撮影した結果かな。ごくノーマルだが、自分の好みと比べると比較的あっさりした描写だ。

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P610は散歩スナップに積極的に選択するカメラではないが、旅行などを想定すると、GRとGM1、P610でほぼなんでも撮影できると思った。

一眼レフといっても自分の場合、でかくなるのが嫌なので結局短焦点レンズを使ってしまうから利便性という意味ではあまりご利益がないんだよなぁ。そんな一眼レフも嫌いじゃないけど、コンパクトなカメラやコンデジはなんかわくわくする。

 

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