文房具店で考える

モノとしての文房具も好きなんだけど、それをどうやって仕事やプライベートに活用できるか、そんなことを考えながら文房具を眺めている時間が好きだ。

ハンズやロフト、書店、専門店、およそ文房具がありそうなところを見つけるととにかく入ってみたくなる。実際にターゲットが決まっていないことの方が多い。最近は変わった文房具も多いので情報収集もしておかないと、選択肢の幅が広がらない。しかし、自分が結構重要視しているのは入手性だ。基本的に文房具の収集癖はなく、使うための道具だから、入手性の悪いものは買わないようにしている。

入手性といっても、万年筆などはペンそのものは消耗品ではないから、カートリッジが近所で買えるか、あるいは、通販で安く買えるかが重要になってくる。コンバーターで運用すればその限りではないが、最近はことごとくカートリッジ運用に切り替えている。

昨日アップしたフリクションボールですら、買おうと決心してから3回も書店やハンズに行っている。使用シーンやペンそのものの質感や雰囲気を何度も確認するのだ。安いペンなどは、まぁ、ありゃ使うだろという気軽さもあるが、ノートなどは使わないものは雑記帳くらいにしかならないし、雑記帳の立ち位置にはすでにプロジェクトペーパーが君臨しているのでほとんど消費されることがなくなってしまう。そういう無駄を経て、本当に気に入ったものと出会うプロセスも必要ではあるが。

文房具店というのはより知的生産性を高めるために使う道具について考えるところである。

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