NOLTY U 365の秀逸な点と、あれっと思う点

先日も書いたようにNOLTY U 365を使い始めている。といっても、来年の予定を書き込んでいるだけで、ダイアリー的にはまだ使っていない。

ペンはフリクションを使っている。書き心地はなめらかで悪くない。ゴムでこすってフリクションを消しても拠れることのないしっかりした紙だ。製本方式はおそらく糸かがり方式だと思う。まだ使いはじめなのでパタンと開きっぱなしにはなりにくいけど、使っているうちに開き癖はつくと思う。紙質、製本の品質は総合的に非常に良い。

価格的にしょうがないけど、軟質塩ビのカバーは値段相応。おそらく一年くらいは持つと思う。革と比べれば落ちるというわけで、別段しょぼいわけではない。ふつう。

1日1ページの手帳の欠点は前後の予定の見通しが悪い点だ。見開き2ページの本という形式を取る限り、こればっかりはどうしようもない。

しかし、NOLTY U 365はその辺のフォローをしっかりしている。

基本的には月間ブロックが全体の予定を見通すのに使うことになるだろう。まぁ、ひと月も見渡せればたいていの予定は事足りる。

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年間予定表もあるので、重要なプロジェクトの進捗管理などに使うことができるだろう。

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最後にはアイディアを書き残すページが2ページと、フリーページが8ページあるので、ちょっとした忘れたくないことを書き残しておくのに使える。まぁ、こういうスペースは1年で2,3ページあれば事足りるので8ページもあれば十分だろう。

見開きの右上に月の第何週かが四角で囲んでわかりやすくしてあるのと、見開きの下の部分に、開いている日が週のどこに位置しているかがビジュアルで表現されているのはすばらしい。

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この表示だけでは具体的な予定の内容まではわからないものの、時間軸が感覚的に把握できる。

また、前も書いたけど、NOLTY U 365の時間軸はページの上部に横方向に横断するように24時間プロットしてある。このため一年分の長い時間軸が一気通貫で配置されているわけだ。時間軸が5本あり、複数の予定にも対応可能で、場合によっては他人のスケジュールまで同時に把握することも可能になっている。

1日1ページという形式固有の欠点はあるものの、1日1ページでなければ表現できないレイアウトになっているのは秀逸だ。

しかし、一点、あれ?と思うのは、手帳にあるべき名前や住所を書く欄がないことだ。

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落とした時の情報漏えいは怖いけど、万が一の保険のため、自分は氏名と住所、電話番号くらいは手帳には書いておきたい。書いてなければ、返したくても返しようがないからなぁ。書くかどうかは個人の自由だけど、書きたい人のために、欄くらいは準備しておいてほしい。

さて、そろそろ、ほぼ日手帳の準備もしておこうかな。しかし、ライフログとか日記のつもりで買ったけど、NOLTY U 365だけで事足りてしまうような気もしている。

 

能率 NOLTY U 365 手帳 2016 1月始まり 1日1ページ ロイヤルネイビー 6527

能率 NOLTY U 365 手帳 2016 1月始まり 1日1ページ ロイヤルネイビー 6527

 

 

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