ゲルボールペンは想像以上に使い勝手がいい、が、

最近はすっかりゲルボールペンの便利さに目覚め、仕事ではゲルボールペンばかり使っている。特に気に入っているのはuniシグノRT1の0.5。書き心地という意味ではパイロット ジュースの0.5もほぼ同等だが、RT1の少し細めで眺めのグリップが使っていて心地がいい。ノック式ボールペンの良さはその気軽さだ。パチっと押して、すぐに筆記ができ、1時間放置しようが2時間放置しようがペン先が致命的に乾くことはない。当たり前のことだけど、万年筆だとこういう風にはちょっと使えない。また、ゲルボールペンは安いので、落そうが無くそうがそれほど痛くない。気軽でよく書ける。これがゲルボールペンだ。ちなみに、筆記感はむしろ水性ボールペンの方がいいけど、水性ボールペンは長時間放置するとペン先が乾いて書けなくなってしまう。

しかし、やはりボールペンはボールペン。若干とはいえ、筆圧が必要だし、時々ダマができたりして線が安定しない。実用上は気にならないけど、時々、あれっと思うことがある。だから、時々万年筆を引っ張り出して使うと、やっぱり万年筆いいわぁ・・・となる。机の上で落ち着いて文字を書くときはやはり万年筆がいい。この官能的な筆記感は万年筆以外では味わえないよさがある。

ところで、最近、カスタム74が劇的によくなった。ペンクリニックに出して、しばらくしてから、ガリガリになり筆記方向によってはインクフローが極端に渋く、正直使うのも嫌気がさすほどだったのだが、ペン先を引っこ抜いて素人判断で切割を数度広げたりしながら試し書きしたら、だいぶいい感じに仕上がった。それをしばらく使っていたんだけど、最近は、一番のお気に入り、キャップレスの筆記感に匹敵するほどになってきている。心なしかペン先もしなやかになり、21Kのプロフィット21よりも当たりがマイルドな気がするくらいだ。ただ、やみくもにペン先を何度も引っこ抜いたせいで、軸とニブの固定が緩くなってしまったのか、抜こうと思えば簡単に引き抜けてしまうようになっている。まぁ、通常筆記だと実用的な問題はないんだけど、なんか気持ち悪い。カスタム74にはほんと苦労させられたが、ようやく落ち着きつつある。

一方、パイロットのコクーンだけど、この万年筆の滑らかさ具合は半端ない。引っかかりやザラザラ感とは全くの無縁。FもMも完成度はかなり高い。

万年筆を使っていると、ペン先に意識が集中し、感覚が研ぎ澄まされる。ゲルボールペンとは全く違った魅力がある。