スティル・ライフ

会津若松駅前の岩瀬書店で池澤夏樹の「スティル・ライフ」を買って読んでみた。

物理学科を中退したという経歴を持つこともあるのだろう、文章の端々にサイエンス的な表現が使われている。物語自体は具体的だけど、どこかイマジネーションの世界を描写しているような、静けさを感じさせる心地よい文章だ。そして、話は途中から意外な方向に行く。

初めて読む作家の小説だったが、気に入った。

 

スティル・ライフ (中公文庫)

スティル・ライフ (中公文庫)

 

 

 

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