ジブン手帳のフォーマットを考える

手帳には大きく分けて、1日1ページと週間レフト、週間バーチカルがある。もちろん、細分化するともっといろんなバリエーションがあるが、ここは1日1ページ、見開きで週間予定とメモ、見開きで週間予定のみという考え方で分類した。

1日1ページの代表は「ほぼ日手帳」だろう。1日の予定をバーチカルで管理でき、メモをたくさん残せるという特徴がある。今自分が使っているNOLTY U 365(以下、365)はタイムバーがバーチカルではないがこのタイプに属すると考えていい。自分が主に書いているのは、todoと出張先などの情報だ。会議のメモや落書き用には別途ノートを持ち歩いている。

週間レフトは左側が1週間分のタイムバー、右側がメモになっていて最もポピュラーな形式である。能率手帳がその代表といえる。自分もこのフォーマットの手帳を数年使ってきたが、書いてあることは1日1ページの時と大差ない。言い換えると、週間レフトで済むような内容しか書いてないので、1日1ページだとほとんどがスカスカだ。そのうえtodoの転記頻度が高くなり、めんどくささはアップしている。週間レフトもやはり別途ノートが必要だ。

週間バーチカルの代表格はクオバディスだろうか。田舎者の自分的にはそのハイカラな響きから全く親近感が持てないから使おうと思ったことすらなかった。これと同じフォーマットで最近話題なのがジブン手帳だろう。ジブン手帳というネーミングは正直微妙だけど、クオバディスよりジブンよりな気がして親近感はある。

ジブン手帳には月間ブロックやガントチャート、年間計画などいろんなフォーマットが実装されているがメインは月間ブロックと週間予定(バーチカル)だろう。しかし、これだけではメモが足りないので、別途ノートが必要だ。ていうか、どのフォーマットにしたって別途ノートが必要なんだから、最初あら手帳にはノート機能が要らないじゃないか。ジブン手帳はその辺がよくわかっていて、ノートをIDEAと称し、最初から別冊にしてある。別冊ノートは能率手帳などににも存在するが、小さすぎてノートといよりメモ帳くらいの感覚でしか使えない。その点、ジブン手帳はスリムA5なので、ひろげるとそこその面積があり、ノートとして十分使えそうだ。入り口としてのノートには実にいろんなことを書く。時には計算用紙にもなるし、時には出張旅費のメモだったり、2度と見ないような情報も多い。しかし、そういうノイズも全て残しておくのが理想的だと個人的には考えている。IDEAを入り口として、別途、母艦ノートを作ることで情報整理していけばいいのではないかと考えている。

手帳からメモ帳機能を分離し、同じ大きさのIDEAを準備したジブン手帳はなかなか鋭いかもしれない。ちなみにIDEAに使っている紙は、ジブン手帳の本体とかほぼ日手帳に使われているトモエリバーという丈夫で薄い紙だ。そのおかげでIDEAは40枚綴りの割にかなり薄いノートになっている。

 

コクヨ ジブン手帳 2017 DIARY 11月始まり A5スリム ホワイト ニ-JCD1W-17

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