そして「鋼のメンタル」をサクッと読んだ

今日は仕事だったが、仕事帰りに今日は一冊新しい本を読み終わらせてみようと思い、本を一冊買ってきた。百田尚樹の「鋼のメンタル」。題目がおもしろかったから読んでみたけど、字をじっくりと追ったのは最初の50ページほどで、あとは流し読みしてしまった。なるほど!とか、真似したいと思うことが少なかったからかもしれない。また、一般論を論じているというより、個人的な体験を書いてある部分が多く、あまり興味が持てなかったからだ。

嫌なことというのは日常的にあふれている。ただ、自分の場合、よっぽどのことでなければ、次の日くらいには忘れていることが多い。そのような境地になった唯一の発見は「他人に期待しない」ということ。不平不満の9割9分は他人に対して感じるものだ。こんなにがんばってるのに、認めてくれない。あの時自分はこうしてあげたのに、思ったようにしてくれない。失敗したことを悪く言うけど、自分だってがんばったんだ。この方程式から他人を差し引くとこうなる。こんなにがんばった自分は偉い!自分にとって損なのにあの人にこんなにいいことをしてあげた自分はすごい!こうすれば失敗するということを学んだ、失敗すらしてないあいつは成長する機会を失ったな!とか。

改めてこの手の本を読むと、同じようなことを書いてあることが多いし、この本にもちょうど同じようなことが書いてあった。

もっとも、そうそう毎日うまくできているわけではないが、嫌だなと感じることがあったら、「あれ、他人になんか期待してないかな」と振り返るようにはしている。

 

鋼のメンタル (新潮新書)

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