Markdown方式テキストエディタUlyssesがすごく便利

Ulyssesというテキストエディタを購入した。有料アプリを買うのは久しぶりで、しかも3000円という比較的高いアプリだ。

iPadで文章を書くことが多い。出張にノートパソコンを持ち歩かないので、iPadで快適にテキスト入力ができる環境は重要だ。いろんなテキストエディタを試したけど、意外と満足できるものが少ない。満足できないパターンで一番多いのは、入力そのものがイマイチというもの。特にページスクロールしたりするときの挙動に違和感があったり、ひどいのになるとそもそもスクロールしてくれなかったり、文字入力の際、変換候補がどこに表示されているのかよくわからないものもある。そういうのはいくら無料でも使おうという気にはならない。

いろいろ試した挙句、結局辿り着いたのは、アップルのPagesだった。Pagesは純正アプリなだけあり、挙動は完璧。普通にワープロとして使える。文章をpdfにしてメールで送信したり、Dropboxに保存したりすることができる。

ただ、自分はiPadのエディタにワープロほどの機能は求めていない。いちいち行を選んでインデントを変えたり、リスト表示に変えたりするのがめんどくさいのだ。かといって、いわゆるテキストエディタだと画像を貼り付けることができないものが多い。報告書などを作る事もあるので、絵は貼りたいのだ。

というわけで、いろいろ調べていたら、Ulyssesというテキストエディタにたどり着いた。いわゆるマークダウン方式で記述できるテキストエディタである。マークダウンというのは、マークアップ言語のひとつ。簡単にいうとhtmlをもっとシンプルにした感じの記述方法だ。見出しを作ったり、テキストの強調をしたり、リストを作ったり、引用やリンクなども作ることができる。それらをプレーンテキストで作成するため、ファイルが軽く、汎用性が高い。

Ulyssesは絵を挿入する事ができるから、すごいのだ。ワープロのように本文に絵が表示されるわけではないが、マークダウンで書いた後、テキスト、HTML、ePub、PDF、DOCX(ワード形式)などで書き出すと、ちゃんと写真などが挿入された形でファイルが生成される。なかなか賢い。

そこそこ高いアプリだし、アプリだと試用ができないので、入力が快適じゃなかったら嫌だなと思ったのだが、あまりにも機能が良さすぎるので、ダメ元で買ってみた。はじめ、日本語入力したとき本文がガタガタと上下に微動するのでヤラレタ!と思ったのだが、編集時のフォントを日本語フォントに変えたら快適になった。ワープロと違い、あくまでも編集しているのはテキスト形式なので、編集はサクサクと快適だ。

実はこの文章も、Ulyssesで書いている。 はてなブログアプリでは編集方式として、Markdown形式が選択できるので、Ulyssesで記事を書いた後、Markdown形式でクリップボードに内容を書き出し、はてなブログにコピペすればいい。ただし、写真だけははてなブログアプリの方で貼り付ける必要がある。また、一部、マークダウン記述が反映されていないような挙動があるような気がするので、もう少し研究が必要だ。もっとも、ほとんどプレインテキストのベタ打ちなので、ブログ記事の場合、エディタを使う必要性はほとんどないんだけど、はてなブログの入力環境は完璧に快適とは言えないので、文字はエディタで書いたほうがよさそう。

まだ使いはじめたばかりであまり慣れていないけど、文字入力自体は快適。Bluetoothキーボードと組み合わせれば最高のモバイル入力環境が手に入る。ただし、パソコンでの編集はMacでしかできないので、自分の場合、iPadとiPhoneで完結するような使い方を模索することになるだろう。