ボールペンのペン先をグラつかせない簡単な方法

気にならない人も多いと思うけど、多色ボールペンのペン先がカチャカチャいうのが嫌いな人は少なくないと思う。自分はたったそのひとつの理由だけで、多色ボールペンが嫌いだった。

しかし、多色ボールペンのグラつきを防止するのは意外と簡単だ。特別な工作も何もいらない。使い方の問題だけなのだ。どういうことかは下の記事を読んでもらえばすぐわかると思う。

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これと同じ原理を利用すると、ノック式の単色ボールペンもあっという間に剛性感バッチリのペンに仕上がる。

特別に準備する材料は、ない。

まず、リフィルを取り出し、緩やかに全体を反らして、ちょっとだけ曲げる。下の写真は撮影の関係上片手で押し付けているが両手でやってもいい。ただし、曲げすぎ注意。

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続いてリフィルをおもむろに突っ込む。反っている方向がわかりやすいように、クリップ側に片寄るように配置することをおススメする。

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毎回このように持つようにすると、ペン先がカチャカチャとぶれることなくかなり心地よい筆記が可能となる。

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最近、いろんなボールペンをあれこれ買って比較してみたが、総合的なポイントが高いのはパイロットのオプトだと思う。

 

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まず、安いこと。100円というわけにはいかないが、200円程度で購入できる。インク量も通常の油性ボールペンよりも45%多く、リフィルの価格も定価60円と安い。ペンのデザイン性が高く、重量感、重量バランスも絶妙だ。また、ラバーグリップの太さやグリップ感もいいのだ。

また、このペンはいわゆる昔ながらの油性ボールペンの類だと思うんだけど、インクの出がスムーズで非常に書きやすい。新油性のような変なスリップ感がないのがむしろ好印象である。

ある意味、特出すべき点はないといえばない。ただ、悪い点も見当たらないし、部分的には優れた点も多い。

こういうコスパに優れた完成度の高い普段使いのペンという存在はなかなか興味深い。ほかにもまだまだポテンシャルを秘めたペンはあるんだろうなぁ。

 

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