「2017年 買ってよかった文房具 ベスト10」が発表された!

「2017年 買ってよかった文房具 ベスト10」が発表された。というか、今から発表する。あくまでも極私的ベスト10であって、文房具界の流れとか、社会的なトレンドとかそういうものは一切考慮していない。

去年は買ってよかった文房具として「コクヨ ソフトリング」を選んだ。

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今年は今年買ったものでよかったものを10個挙げてみる。いろんなジャンルが混在しているので比較しようがないので、順位は付けにくい。しかし、そこであえて順位もつけてみることにした。順位は使用頻度とか、ないと困るとかそういう物としてのスペックではない尺度で決めることとする。

 

☆10位☆「ぺんてる オレンズネロ」

これは画期的過ぎるシャープペンシルだ。ワンノックで芯がなくなるまでノックをしないで書き続けることができ、しかも、芯が折れにくい機構を実装している。ペンのバランスやデザインも優れており、手元に必ず一本は置いておきたいと思わせる魅力のあるシャープペンシルだ。あまりにも気に入りすぎて、結果的に3本も買うことになってしまった。ちなみに、修理に出したオレンズネロはやっぱりちょっと調子が悪い。

 

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 ☆9位☆「パイロット プレラ(F)」

プレラは比較的安価なスチールニブの万年筆だ。ニブはカクノやコクーンと同じ設計。このニブはほぼハズレがなく、非常になめらかで書き心地がいい。とりあえず無難な一本を入手したければ、カクノ、コクーン、プレラの中から気に入ったものを選べば間違いはない。自分はその中でもプレラがイチオシだ。小型で持ち運びしやすく、キャップを開け閉めするときの感触が秀逸。コンバーターが内蔵されているので、基本的にはボトルインクを使うことが前提とされている。グリップ付近の段差がコクーンよりも小さくて違和感がない。キャップを尻軸にはめて使うことが前提のペンだが、その際、若干リアヘビー気味になる。

書き心地だけでいえば中字のMを買うほうがいいが、小さなペンは小さな文字を書くのに適していると思うので自分は細字のFを購入した。書き心地は安定している。

 

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☆8位☆「LAMY Aion」

ドイツのケルンで購入した。本当はFが欲しかったんだけど、今となってはMでよかったと思っている。Aionは比較的重量が重く、大型のペンなのでむしろMくらいでおおらかに書くのが合っている。LAMYの万年筆もこれまでハズレに出会ったことがない。書き心地はパイロットの万年筆と違って、若干摩擦音が強い。かといって引っかかりとか摩擦抵抗が強いわけではない。

 

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☆7位☆「パイロット 色彩雫 月夜」

色彩雫の月夜は一般的なブルーブラックに近い色だが少しだけ淡く深みのある色だ。太字で書くと濃淡が出やすく、気に入っている。プレラと一緒に買った。

☆6位☆「LAMY Al-star ボールペン」

ノック式ボールペンとして上質で実用性が高く、デザインもいい。実装されているのは旧タイプの油性リフィルだが、ダマやカスレが出にくく、使いやすい。

☆5位☆「Parker Jotter」

これは最近購入したもの。

 

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☆4位☆「ロディア No. 12」

たまたまコストコで購入して、使ってみたらなかなかよかったので定番入りしつつある。A7よりも大きめなんだけどこのくらいの方がペンを取り付けた時のおさまりがいい。コストコで買うと一冊あたり100円というのもうれしいところだ。

 

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☆3位☆「ぺんてる マルチ8」

これは本当によく使っている。マルチ8を使い始めてから、多色ボールペンを使うことをやめてしまったくらいだ。マーカーとしては本当に優秀。

 

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☆2位☆「TWSBI Diamond 580(F)」

さて、堂々の第二位は!TWSBI Diamond 580。地元台湾で購入したのも思い出深いが、なによりも、万年筆としての完成度がすばらしい。

 

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☆1位☆「つくしペンケース」

1位は「つくしペンケース」。つくし文具店で購入した。実用品や日曜的な消耗品は1円でも安いほうがありがたいものだが、こういう趣味のものは安ければいいというものではない。ネットが悪いとは思っていないし、物理的な距離を埋めてくれるECはすばらしい。しかし、実店舗での買い物は物と同時に体験も手に入れることができる。店舗までの道のりであったり、会話であったり、手にした時の感動であったり、そういう体験はそのものと一緒にずっとそこにある。

つくしペンケースはシンプルながら使い勝手がいい。過剰な装飾や機能はない。

つくしペンケースを使い始めてから、替え芯やリフィルを持ち運ぶことをやめた。小学生の頃は、夜、宿題を済ませ、鉛筆は全部とがらせてから筆箱に納め、時間割を見ながら教科書とノートをランドセルに入れるように言われていた。仕事も同じで、前もって道具のメンテナンスや準備をしておくのは当然のことだ。そういうことを少しずつ忘れていた。欠点は使う道具や使い方で補うことができる。例えば、消しゴムをSLENDY+にするとか、インクやシャープペンシルの芯は前日にチェックしておくとかそういうことだ。つくしペンケースはそういう仕事の基本を思い出させてくれた。ポテンシャルの高い道具は、使い方次第で最高の道具になりえる。

 

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以上が2017年買ってよかった文房具 ベスト10だ。

正直、買って使わなかったものや、使った瞬間にこれは要らなかったなと思ったものもある。ただ、そういう物も含めて、文房具とは自分にとってどういう物かをよく知りたい。自分はコレクターではないので、何かを網羅的に収集しようというつもりは全くない。文房具とは何なのか、どういう物か世の中にあるのか、自分の生活の中で何をどんなふうに使うのがよりよいといえるのか、そういういろんなことを知りたいし、考えたい。ベストの1本とか、最後の1本とかそういうものを探しているわけでもない。価値観というのは移ろいゆくものだし、立ち位置や目的によって変わってくるものだから、そういうものは存在しない。また、高いものを手に入れればいいというものでもない。仮に100万円の万年筆を手に入れたとしても、別の100万円の万年筆が欲しくなるだけのことだ。だから、手に入れることを目的にしてはいけないのだ。あくまでも自分にとっていいものはなんなのかを知ることが大切だ。身の丈に合ったというか、自分の生き方に合った付き合い方をしないといけない。無理をすれば破綻する。文房具なんて所詮道具なんだから、好きなように付き合うのが一番だ。

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