ニブ交換

TWSBI DIAMOND580AL(M)のインクフローを少し良くして、瀬戸内マリンブルーを入れたのですが、やはり若干フローが悪いような気がしました。しかし、ターコイズのALでどうしても瀬戸内マリンブルーを使いたい・・・

そして、ふと思いついたことがありました。

そうだ、ニブを変えてしまおう。

以前、台湾で購入したFニブのTWSBI DIAMOND580はインクフローが比較的よく、ニブの状態がすごくいいのです。TWSBIはネジを緩めるだけで先端のニブユニットが簡単に外れます。

TWSBI DIAMOND580のFニブユニットを、TWSBI DIAMOND580ALのペン先へ!

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結果は以下の通り。

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書き心地までは伝えられませんが、TWSBI DIAMOND580ALのFニブはGOODです。色彩雫よりもフローが悪くなるのか、若干線が細くなったような気がします。国内メーカーのスチールFニブとほぼ同等か、若干太いくらい。瀬戸内マリンブルーの色はほんとにきれいな青ですごく気に入っています。紺碧よりも青の濃度が濃く、ボールペンの青(と、一言で言っても色々ですが)に近いかもしれません。TWSBI DIAMOND580シリーズのニブはスチールですが、幅が広く適度なしなりが感じられます。

TWSBI DIAMOND580に装着したMニブは、色彩雫 山栗との相性がいいのか、すごく書き心地がいいです。カクノのMより若干太いくらいの太さで、中字ならではのソフトな紙当たりです。

万年筆は金属が直接紙に触れ、擦れ合います。また、毛細管現象によりペン先の切割から紙にインクが移動していきます。原理が単純なだけに、ほんのちょっとした違いが筆記時の感覚に影響を及ぼします。同じペン、同じ紙の組み合わせでも、使う時間帯によっては書きやすいと感じる時とそうじゃない時があります。書くという点だけで言えば、書けないペンはほとんどありません。ただ、好きか嫌いかという領域に感覚を向けると、そこには明確な境目があります。

 

 ↓これは新色らしいけど、きれい。欲しい。

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