プロシオンを一日使ってみました

今日は一日、あえてプロシオンを使ってみました。

実用上、使いやすいポイントはやはりキャップの開け閉めのしやすさだと思います。ペリカンのM400とほぼ同じで、およそ315度程度回転させると開きます。両手で同時にねじるとほぼその半分の157度で開きますので、持ち直す必要がありません。つまり、スクリュー式にも関わらずワンアクションでキャップの開け閉めができるわけです。スライド式よりも開け閉めしやすいとは言いませんが、もどかしい感じはないです。

キャップを閉めるときのネジの感じもなんとなく気持ちがいいんです。軽く回すと途中からスリップシールのバネの反力を軽く感じます。最後まで回すと、金属の端面が当たってネジが止まる感じなので、強く締めすぎてネジを壊す心配がほとんどありません。気楽にかっちり締めることができます。

書き味はやはり柔らかく、長時間使っていても疲れにくいです。しなりを利用して書くほどの筆圧をかけることはないですが、ペンと紙が接地する瞬間のショックをしなりが吸収してくれる感じです。

これはインクとの組み合わせの問題もありますが、純正のブルーブラックカートリッジを取り付けた場合、ペン先の乾きもそれほど早くないです。ですから、キャップを閉じずにしばらく放置しても問題ありません。何分くらい持つかまでは検証していませんが、数分なら全く問題がないようです。

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