10月12日にトンボのエアプレスの新色 アクティブカラーが発表されました。
トンボの目線でレポートする“プチ”インフォメーションページ。
エアプレスはいわゆる加圧式のボールペンです。加圧式だと上向きや垂直な状態で筆記してもペン先から空気が入らないので、筆記が可能なんです。
ユニのパワータンクはリフィルの内部がすでに加圧されていますが、エアプレスはノックの力でリフィルの端部から加圧空気を作用させるような仕組みになっています。パイロットのダウンフォースが同じような仕組みの加圧ボールペンです。
エアプレスは現場で使うことを考え、ショートタイプでボディ全体がラバーのような素材(エラストマー)で包まれています。紐を通す穴があるので首から下げることも考慮されています。特徴的なのはクリップです。金属の弾性を使ってはいるのですが、ワイヤーの固定位置を互い違いにすることで、開いたときにワイヤーに捻じれが生じるような構造になっていて、その捻じれにより生じた弾性でクリップの固定力が生まれます。構造がシンプルで壊れにくいのではないかと思います。
欠点は、ペン先のネジがピッチが広く、ネジ山が低いので、締めるのが難しいです。何も考えずにねじ込むと、確実にネジ山を壊すと思います。ご注意。