1971年発売で、今なおほぼ当時のままの形で売られているキャップ式のシャープペンシルといえば、ぺんてるの万年CILケリーです。定番品とCDTバージョンを持っています。
手のひらにすっぽりと収まるほどのペンを手にすると、ずっしりとした重量感があります。使うのにいちいちキャップを外し、軸後端に挿すという儀式が必要です。しかしながら、キャップを抜き差しするときのカチッという小気味好い音と感触は気持ちいいです。グリップは特に処理がなされておらず、普通のプラスチックですが、形状や重量バランスがいいせいか、手へのフィット感に優れています。
去年の終わり頃からネットやSNSを通じて、ケリーの東海地方限定モデルが販売されていることは知っていました。3色販売されているようで、特にシルバーのボディは透明で変わっているので欲しいと思っていました。
ネットで情報を探すと、まだちらほらと入荷しているようです。2月2日に名古屋の世界堂に入荷しているというネット情報を頼りに、実際に店舗に行ってみました。
青と赤は各1本ずつ、スケルトンは4本くらいありました。
色の名前は、シルバー、ターコイズブルー、プレミアムレッドです。
価格はシルバーが1800円、他が1500円で通常品と同じです。世界堂では20%オフで購入できました。
シルバーは軸がスケルトン。
キャップをつけるとこんな感じです。
かっこいい。
軸の口金付近を見ると、ノーマルバージョンと形状が少し違うように見えます。
しかしよく見ると、この多角形の形状は樹脂内部のものです。六角形の部品がシャープメカにあるのですが、この部分が軸にはまり込むことでメカユニットの空転を防いでいるものと思われます。おそらく他のケリーにも内部には同じ構造があると思います。おもしろい。
限定ケリーには旧ロゴが使われています。
このロゴ入りのケリーが欲しかったので、ちょうどいい機会になりました。
手持ちのケリーを並べてみました。