パイロットの2020が8月8日に発売されました。
実際は1週間以上前から取り扱っている店舗はありました。
2020シリーズのシャープペンシルは1978年から販売されています。初代ヤング2020は30年くらい販売されていたようです。わたしが小中学生だったころにもありましたが、わたしにはカチャカチャ振って芯を出すシャープペンシルがおもちゃのような気がしていて使ったことはありませんでした。
今回販売されたものは樹脂軸ではあるものの、形状は初代とほぼ同じようです。
ペン先のガイドパイプは収納できるタイプですが、グラつきなどはありません。
結構重量感があります。グリップは樹脂で、ラバーグリップではありません。太軸で重量感のある樹脂グリップには意外なほど安定感があります。
口金がかなり大型で、シュッと細長いため視界は良好です。
クリップがかなり大型で手に干渉しやすいのが若干気になるところです。
ガイドパイプが収納された状態からおもむろに振っても芯は出てきますが、ガイドパイプが全部出てきません。ワンノックしてから後、フレフレするのが正しい使い方だと思います。普通にノックしても芯は出てきます。
800円とちょっと高めなのですが、細部の作りがよくて結構ちゃんと作ってあるように思います。また、フレフレ機構の動きもよく、必要以上に強く振らなくても芯はちゃんと出てきます。
あまり話題になっていないような気がしますが、一度手に取ってみる価値はあるシャープペンシルだと思います。