テクト2ウェイ 0.7(廃番品)と、テクト2ウェイ ライト

最近、テクト2ウェイをよく使っています。

低重心で程よいグリップ感があり、使いやすいです。

テクト2ウェイの芯径のラインナップは0.3, 0.5ですが、かつて0.7もあったようです。調べてみると3年ほど前に廃番になっていました。ちなみに、テクト2ウェイライトは今でも0.7がラインナップされています。なぜ、テクト2ウェイの0.7だけ廃番になったのか、謎です。

今日、SOGOの紀伊国屋に行って、文房具コーナーを見ていました。配列棚の下の方にテクト2ウェイとライトがたくさんストックしてあって、その中に、0.7のテクト2ウェイがあるのに気が付きました。よく見るとかつての限定カラーモデルもいくつかありました。テクト2ウェイの0.7は欲しいと思っていたのですぐに買いました。色は赤しかありませんでした。

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Tect 2way 0.7mm

赤といっても軸はえんじ色とかマルーンといった感じで落ち着いた色です。

ついでに限定カラーのテクト2ウェイライトを買おうと思ったのですが、通常品のホワイトがかっこよかったので通常のホワイトを買いました。

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筆記具は黒とか青を選びがちですが、白も割と好きです。

特にテクト2ウェイの白は色使いがかっこいいと思います。

ゼブラの白といえば、ドラフィックスの白をちょっと前に買いました。どことなく似ているような。ドラフィックスの白は海外限定品らしいのですが、町の文房具屋とかでも時々見かけます。

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テクト2ウェイとライトの外観を比較してみましょう。

上からテクト2ウェイ 0.7、テクト2ウェイ 0.5、テクト2ウェイライト 0.5です。

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グリップの素材がテクト2ウェイは金属ですが、ライトはプラスチックです。また、テクト2ウェイはグリップのすぐ上のプラスチックが透明で、フリシャのおもりが見えますが、ライトは不透明な樹脂で覆われているだけです。それ以外は外観はほぼ同じです。

重心はテクト2ウェイはグリップのすぐ上くらいで、ライトはフリシャon, offリングの上あたりです。長さでいえばちょうど1センチくらい上になります。

重量はテクト2ウェイが23.1グラムでライトが15.4グラム(いずれも実測)でした。7.7グラム差があります。

ちなみに、価格はテクト2ウェイが1000円、ライトが600円です。

実際に書いてみると、テクト2ウェイはグリップ付近に重量が集中している感じで重い部分を中心にペン全体が軽やかに動く感じがします。ライトはそういう感じがありません。ライトは重量は軽いのですが、テクト2ウェイの方がペンを動かしやすい感じがします。

グリップはテクト2ウェイは金属部分が割とさらさらしています。ライトはプラスチックの部分が滑らかな表面なのでその部分もグリップする感じがします。グリップはライトの方が強く感じます。

ライトは普通にいいです。テクト2ウェイの方が使用感に関しては特徴があります。それゆえ、好みがわかれる可能性があり、もしかしたら万人受けはしないのかもしれません。わたしはどちらかというとテクト2ウェイの方が好きですが、手になじんで一体感を感じられるのはライトの方かもしれません。

ところで、テクト2ウェイはライトも含めて、フリシャが割と渋めです。パイロットのフレフレとかドクターグリップは軽く振るだけで芯が出てくるので、それに慣れた人はちょっとイライラするかもしれません。今日、店頭でいくつか個体差を調べてみました。若干個体差がある感じでしたが、総じて渋めなのは渋めです。ただ、ちょっとしたコツをつかめば、それほど力を込めて大振りする必要はありません。

シャープペンシルをつかんだ状態から、手首を中心に円を描くように動かします。ペン先は若干自分の方に向かうようにします。また、ペンを振りっぱなしにするのではなく、軽くスナップを利かせて振った後は逆に振り戻すようなアクションを取ります(ここ重要)。そうすると、芯を出す部品にかかる運動量が増えるので、フリシャが機能しやすくなります。不自然に力むのではなくて、自然な感じで、シャキっと振る感じです。ちょっと練習したほうがいいかもしれません。この機能に関してはパイロットの方が優秀です。

Amazonならまだ買えますが、定価の2.5倍ほどの価格になっています。

 

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