ぺんてるPD215 Quick Click

紀伊國屋の文房具コーナーに行くと、少し見慣れないぺんてるのシャープペンシルが置いてありました。

ぺんてるPD215 Quick Click。

調べると海外で販売されているモデルのようです。ポップは日本語で作ってありましたが、日本のウェブサイトでは見当たりません。先日発売された六角エナージェルと同じで、海外のみで展開しているモデルを日本でも販売しているものと思われます。

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ぺんてるには、PD205, PD235というモデルがかつてあったようです。商品名はピアニッシモで、今でも一定のファンがいるようです。

PD215の生産国はメキシコです。

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なんでPD215が気になったかというと、サイドノック式だからです。ノック部分が透明なので機構が良く見えます。

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もうひとつの特徴として大きな消しゴムが実装されています。

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確認できないので確信はできませんが、消しゴム自体はタフと同じではないかと思います。

海外のサイトによると消しゴムの型番はE10で、この型番の消しゴムは海外向けのタフにも使われているので、言い換えるとタフの消しゴムが使えるという可能性が高いです。ほぼ間違いないですが、確認していないので、ここでは可能性が高いというところで止めておきます。ちなみに日本での型番はXE10Wです。

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消しゴムはボタンを軽く押しながらスライドすると長さを変えることができます。

芯は軸の中間くらいから入れることができます。

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引き抜くと割と簡単に抜けます。

他のシャープペンシルとの比較。

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重量バランスは結構高重心だと思います。重心はノック部分より少し上なので真ん中より上です。

書き心地は悪くないです。というか、意外といいです。ノック部分やクリップはそれほど邪魔に感じません。

価格は250円でした。100円のシャープペンシルに、サイドノックと大型消しゴムをつけたくらいの価格アップかなと感じます。質感は100円のシャープペンシル程度であり、耐久性が高い感じはないです。ガイドパイプは固定式で、チャックは樹脂です。

ひとつ、気になる点がありました。ラバー グリップが少し緩いのか、つかむとペタペタした感じがします。ラバー を取り外し、軸部にグリスを軽く塗ってみましたがそれほど改善しませんでした。そこでPPテープを軸部に4,5周巻き付け、太くしてからラバーグリップを取り付けたところ、違和感は消えました。

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