トンボ リポータースマート3

トンボのリポーター3が半額(税抜き150円)になっていたのでつい買ってしまいました。

f:id:digistill:20201115201322j:plain

色は黒と透明があったのですが、ペン先のグラつきに差があって、透明の方がグラつきが少なかったので透明にしました。

トンボにはリポーターという多色ペンもありますが、リポータースマートのインクは「超低粘smartインク」ものになります。

f:id:digistill:20201115201555j:plain

モノグラフマルチのインクも同じかと思いましたが、モノグラフマルチのインクは超低粘油性インク「エアータッチインク」というものらしいです。どっちかに統一したほうがブランドとして定着しやすくなるのではないかと思います。

ノック部分は色によって形状が異なりますので、慣れれば見なくてもノックすることができるようになると思います。

f:id:digistill:20201115201830j:plain

クリップは金属製の丈夫なものです。

f:id:digistill:20201115201757j:plain

個人的にはむしろ普通のリポーターの方がかっこいいと思います。

グリップは水玉っぽい意匠が施されたラバーグリップです。

f:id:digistill:20201115202235j:plain

このペンの素晴らしいのはペン先のガタツキが少ないことだと思います。個体差もあるようでしたが、この個体にはほとんどグラつきがありません。

f:id:digistill:20201115202356j:plain

写真ではちょっとわかりにくいですが、ペン先をよく観察すると、バリのようなものがあるようです。このバリが多いか少ないかが個体差と感じたのかもしれません。わたしのはバリが多めなので、結果的にグラつきが少なくなっているんだと思います。

最後に他の多色ボールペンとの比較です。

上から

トンボ リポータースマート3

パイロット スーパーグリップG 3

uni ジェットストリーム3&1

BIC 4色ボールペン

uni ジェットストリーム4&1

f:id:digistill:20201115202728j:plain

ちなみに、筆記感は軽くて普通に書きやすいです。インクの発色もいいです。たまにボテが気になることがありますが、油性ボールペンはこんなものかもしれません。

 

 

 

 

ユニボール シグノ 0.38, 0.5, 1.0を比較してみた

ユニボール シグノは0.38を使っています。しかし、それ以外の太さは使ったことがありません。そこで0.5と1.0を試してみることにしました。ユニボール シグノには0.28もありますが、0.38以上に細いのは使いませんので評価に加えていません。

下の写真は上から0.38, 0.5, 1.0です。0.38と0.5の違いはクリップの色です。0.38は青ですが、0.5はクリアな青です。1.0はなんとなく似ていますが、ペンのデザインが根本的に違います。

f:id:digistill:20201114180248j:plain

少しわかりにくいですが、1.0は軸が少し長いです。上の写真を見ると、キャップをポストすると0.38, 0.5よりも短くなります。また、ポストする際に0.38, 0.5はカチッというクリック感がありますが、1.0はただキャップを棒に差しているといった感じで、クリック感はありません。

f:id:digistill:20201114181053j:plain

グリップ付近もちょっと違います。

f:id:digistill:20201114181311j:plain

0.38, 0.5は軸とラバーグリップの間に段差がほとんどありませんが、1.0には結構段差があります。わたしの握り方だと筆記時に当たる部分ではないので、気になりません。

ラバーグリップのデザインも少し違います。0.38, 0.5には小さなくぼみが施されていますが、1.0のグリップの表面には意匠がありません。ラバーの質感は似ています。

ペン先を少し観察してみましょう。

f:id:digistill:20201114181320j:plain

1.0のボールの大きさが際立ちます。

筆記線を較べてみましょう。

f:id:digistill:20201114181808j:plain

f:id:digistill:20201114182347j:plain

いずれも明確に太さの違いがわかります。

0.5は0.38よりも太いですがいわゆる普通のゲルボールペンの筆記線といった感じで違和感はありません。0.38よりも滑らかで書きやすいです。0.5はインクの出もよく、控えめにいって最高です。これ使ったらもう他のペンは使えないかも・・という気にすらなります。

1.0はまさにヌメヌメした筆記感です。インクもたっぷり出てきます。インクジェットプリンターが壊れてしまっているので、年賀状のあて名書きに使おうと思ってます。ノートとかだとちょっと太すぎると思いますが、アイディア出しには良さそうです。

f:id:digistill:20201114182325j:plain

 

三菱鉛筆 ゲルボールペン ユニボール シグノ 0.38 黒 UM151.24

三菱鉛筆 ゲルボールペン ユニボール シグノ 0.38 黒 UM151.24

  • 発売日: 1996/01/01
  • メディア: オフィス用品
 

 

ジェットストリーム エッジ3が発売される

ユニからジェットストリーム エッジ3が発売されます。

11月25日(水)新発売(一部数量限定)。

『JETSTREAM EDGE 3(ジェットストリーム エッジ 3)』|2020年|プレスリリース|三菱鉛筆株式会社

ペン先が偏心している特徴のあるデザインになっています。どことなくLAMYのダイアログに似てる感じがします。クリップは元々どことなくサファリっぽいです。

筆記具をデザインするくらいの人ですから、LAMYを知らないはずはないですが、LAMY的要素を2つも入れ込んでくるとはなかなか。

まぁ、何が似てて何が似てないかなんてのは完全に主観的なものだし、極端な話、棒状の筆記具は全部一緒、とも言えなくもないわけですが。

そんなことより、このボールペンで気になるのは、新しいリフィル繰出機構 “スピロテック”* 機構です。

多色ボールペンは構造上、どうしてもリフィルが少し斜めに出てきます。その性質を利用するとガタつきを最小限に減らすことができることを以前このブログにも書きました。やり方はちょー簡単です。ノックしたリフィルを上にするだけです。

f:id:digistill:20201110201810j:image

こんな感じですね。

この形だとリフィルは口金の上を滑るように出てきますので、当然口金の上端にリフィルが当たります。よって、このように書けば普通の筆記においてはまずガタつくことはありません。わたしはガタつきは割と気になる方ですが、斜めに出てくるリフィルにはそれほど違和感がありません。

少し脱線しました。

スピロテック機構は下の公式動画を見てください。

常に同じ位置からリフィルが押し出される様子が分かると思います。この方式だとリフィルが曲がって出てくることがないわけです。なかなかおもしろいです。

ユニボールシグノ キャップ式 0.38 ブルーブラック

今日、昼ご飯を食べた後、午後の研修まで時間があったので文房具店でユニボールシグノ キャップ式 0.38のブルーブラックを買いました。

わたしが持っているのは旧型らしく、ちょっとデザインが違います。

f:id:digistill:20201106211640j:plain

ん?一緒?

f:id:digistill:20201106211732j:plain

形は一緒なんですが、印字がちょっと違うんですね。

シグノのブルーとブルーブラックの色を比較してみましょう。

f:id:digistill:20201106212126j:plain

ブルーとブルーブラックではだいぶ色が違います。

ブルーブラックと言えば、万年筆のインクの定番です。わたしも好きで基本、メインはブルーブラックです。

少し色味を比較してみましょう。万年筆は字幅が同じくらいのものを選びました。

f:id:digistill:20201106211821j:plain

似たような色味ですね。

こうやって比べてみると、3本の字幅が結構近いです。何を書くかにもよりますが、勉強するときなどに使いやすい字幅です。

通常筆記なら中字くらいが使いやすいかもしれません。

 

 

第10回OKB48選抜総選挙開催中なので選んでみた

第10回OKB48選抜総選挙が開催中です。

okb48.net

エントリーの中から自分なりにいくつか候補をピックアップしてみました。使ったことがないのは評価がしようがないので、外しています。ただし、セルサスに関しては類似のものを持っているので、それを代替として候補に入れました。

【三菱鉛筆】

3.ユニボールシグノ

9.ユニボールエア

 

【パイロット】

11.フリクションポイントノック04

13.アクロボール150

14.アクロ300

16.Vコーン

20.ジュースアップ

 

【ぺんてる】

22.エナージェルユーロ

 

【ゼブラ】

33.ブレン

 

【その他国内】

40.トンボ エアプレス

41.トンボ ZOOM505

43.OHTO セルサス

 

【海外】

BIC オレンジEG0.7

 

以上が私が選ぶ一次候補です。上のペンはどれもよくできています。

ちょっと残念なのは、ゼブラのジムノックが入っていないこと。こういう旧油性タイプの100円前後のペンは候補に入れて欲しいところです。

ぺんてるのエナージェルインフリーはリフィルはいいんですが、リフィルと口金のガタツキが若干気になるところです。ほんとにいいと思えるノック式のペンは少ないです。

また、ゼブラからはウェットニーを候補に選びたかったのですが、ウェットニーはクリップがクリップとしてほとんど機能しないので候補から外しました。

というわけで、さっそく5本を選んでみます。

3.ユニボールシグノ

14.アクロ300

47.BICオレンジEG0.7

16.Vコーン

11.フリクションポイントノック04

ゲル、新油性、旧油性、水性、消せるゲルと、割とバラエティーに富み、比較的安価で入手しやすいものを選びました。

 

3.ユニボールシグノ

ゲルボールペンですが、キャップ式で、書き味は限りなく水性ボールペンに近いです。ゲル独特の押し付けないと筆記できないプチストレスは皆無です。個人的には0.38の筆記線は油性の0.7くらいでちょうど使いやすい細さだと思います。万年筆に比べると書き味は硬めですが、ボールペンとしての完成度は高いです。キャップ式という点が気にならなければ迷わずこれを選んでいいでしょう。

14.アクロ300

ノック式の新油性ボールペン。特筆すべきは口金精度の高さで、特に特殊な構造は実装していないにも関わらずガタツキが皆無と言っていいほど。300円と若干高めですが、軸の出来はいいです。ほんのわずかにペン先側が膨らんでいて、手に心地よくフィットします。細軸が嫌いでなければ間違いない一本。

エントリーされていませんが、ニトムズ スタロジーの油性ボールペンは同様にすごくおすすめの一本です。インクの良さや軸の使いやすさを加味すれば、アクロ300より好きです。金属の口金にもかかわらずガタツキが皆無なのは特筆すべき点です。

47.BICオレンジEG0.7

「従来品より35%もなめらか度がアップしたイージーグライドインキを採用」してあるらしいですが、書き味はいわゆる旧油性に類するものだと思います。

リフィルは軸に差し込んで固定する、ちょっと変わった構造になっています。

f:id:digistill:20201103152108j:plain

この構造なのでガタツキは皆無です。書き味には特別に特徴はありませんが、普通の良質な旧油性ボールペンと思えば間違いないです。

わたしが使っているのはMediumの1.0mmなので、厳密には0.7mmの評価ではないことを断っておきます。

16.Vコーン

キャップ式の水性ボールペン。いわゆる普通の水性ボールペン。安くて入手性もまぁまぁいいです。なくなって欲しくないボールペンのひとつです。

11.フリクションポイントノック04

消せるタイプのゲルボールペン。このタイプからひとつ選ぶとするとこれです。

ノックタイプですが口金とリフィルのガタツキはほぼ感じません。口金精度が特別に高いわけではありませんが、リフィルの口金に接触する部分が樹脂でできており、リフィルと口金が衝突する際の衝撃がやわらげられるからか、不快な当たり感がほとんどありません。

特筆すべきはシナジーチップと呼ばれるペン先の構造です。この構造のおかげで紙とペン先の当たりが非常に滑らかで、書き味がいいです。

わたしは普段ブルーを使っていますが、筆記線の色の薄さもほとんど気にならないレベルだと思います。

最近、高級タイプが発売されました。

 

digistill.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

連絡はこちらから