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ゴールデンウィークを利用して久々に鹿児島に帰った。
鹿児島では雨ばかりで何もできなかった。飯を食って、ゆっくり寝に帰ったようなもんだったな。
帰省すると二階のばあちゃんが住んでいたところに寝る。そこから漆喰の塗り壁の建物が見える。おれが田舎にいた頃までは人が住んでいたが、今は多分誰も住んでいない。そこの壁が壊れているのを発見した。

以前は裏筋にこういう壁を持った倉がいっぱいあったのだが、取り壊されて今ではほとんど残っていない。寅さんのロケに使われた場所もあるくらい趣のある建物群だっただけに残念だ。
以前は所狭しと往来を人々が行き交った商店街も今は細々とやっているだけだ。こういうのは時の流れなのでしょうがない。でも、倉がなくなるのは歴史までなくなるようでさみしい。
インターネットで地元の歴史を調べたりすると、何とももどかしい気分になる。全てがかけがえのないものに感じているのに、自分以外のものは自分以外の部分で日々変化して行く。諸行無常に我何の力も持たずとでも言えば良いのだろうか。そういう無力感が胸に広がるような感覚に陥る。

ところで、実家に帰ると部屋にキヤノン複合機が置いてあった。
おれがあげたC-4040で親父が写真を撮りまくり、それで出力しまくっているらしい。写真は所狭しと貼られたり、山のように積まれたりしていた(しかも、Lプリントは印刷位置がズレまくっていた)。
ここ半年でインク代だけで数万円の出費らしく、年金が全部写真になっていると母親が呆れていた。
父親は「写真印刷の練習なんだから今はしょうがない」と、開き直っていた。
おれは「練習にしては枚数が多すぎるな」と思ったが、特になにも言わなかった。
パソコン関係は甥っ子が多少わかるらしいので、そちらに任せておいた。
鹿児島の実家はその昔は女中や下男がいるような家だった。父親は当時を過ごしているのできっと浪費癖があるのだ。
そして、その血を微妙におれが引き継いでいるような気がする。気をつけないととなぁ。

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