さっきNHKの「私のこだわり人物伝」という番組をたまたま見ていたら、おもしろそうな本が紹介されていた。紹介していたのは本の作者 森達也で本の名前は「悪役レスラーは笑う」だ。第二次世界大戦直後に活躍した悪役プロレスラー グレート東郷の話だ。グレート東郷の出生には謎があるらしいのだが、日系のアメリカ人だったらしい(中国人の血が流れていたとも言われている)。東郷は架空の日本人になりきり徹底的に悪役になりきっていた。
番組の中でプロレスの事を「明らかに底が見えている底なし沼」(正確な表現は忘れた)という表現をしていた。これはとあるプロレス専門誌だかプロレス本に出ていた表現らしいのだが、まさにプロレスの事をよく表していると思う。
また、番組内で大山倍達正伝という本も紹介されていたのでメモ。
悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))
- 作者: 森達也
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/11/18
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 48回
- この商品を含むブログ (107件) を見る
- 作者: 小島一志,塚本佳子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/07/28
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 75回
- この商品を含むブログ (40件) を見る