村上式シンプル英語勉強法

本屋の英語教材のコーナーに久々に行ってみたらちょっと気になる英語の本があったので買ってみた。
まずGoogleの副社長が日本人だったってことを知らなかったので興味を持った。ちょいとめくってみたら自分が思っていることと似たようなことを書いてあるっぽかったので、達人の意見としてまとめて読んで勉強法を確認、整理してみたくなったのだ。
すぐに読めそうな分量の割に1500円とちょっとお高めなのが気になったのだが。


ところで、この本でも述べられているのだが、これからは英語ができないと仕事ができないという意見は本当だと思う。自分も英語ができないので、日々、自分なりに努力しているつもりだ。
自分が普段接する英語は英語の論文だ。
とくに新しいテーマを構築するときには割と多くの論文に目を通すことになる。
科学論文は似たような分野を集中して読んでいるとだいたい書いてある内容が予測できることが多い。abstractもしくはsummaryと図表を見れば筆者が言いたいことの要旨くらいは理解できるのだ。英語は読むが本当に英語として理解できているのかは微妙といえる。(英語の論文に関しては語ることが多くあるが、それは本論と違うことなので省略。)
とはいえ、科学論文は日々英語に接するチャンスなので十分に活用したいと思う。英語の勉強と、研究の調査が同時にできるので一石二鳥とも言える。慣れ親しんだ論文は友達みたいな親しみすら感じるようになるものだ。


で、こんなことを言っても全くわかってくれない人が多い。
いつか英語の論文を読みたいならば、今すぐにアクションをおこさなければいけない。今、英語ができない人が何の努力もせずいつの間にか英文ジャーナルを自然に読めるようになることは「絶対にない」。それなのに、なんかいいこと教えてくれなんてのは都合が良すぎるってものだ。「努力する意志のない人にできるアドバイスなんてありません」とはっきり言う勇気はないのだが。

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