LEDライト

久々に近所のドンキホーテに行ってみた。
LEDライトのコーナーを見ると、以前気になっていたLEDライトが売っていた。自宅にも簡単なLEDライトとランタンタイプの懐中電灯があるのだが、ちょっと明るめのLEDライトが欲しいなと思っていたのだ。
気になるライトはGENTOSのステルス・プロSP-032というライトだ。実売3000円程度で単三電池2本仕様。明るさは90ルーメンで実用点灯時間6時間。ワイドビームなので日常的に懐中電灯として使いやすい。また、スペック上では照射距離は80 mということになっている。
ボディがプラスチックなので比較的軽いが、丈夫にできている。
ライトマニアの知人に言わせればおもちゃみたいなものかもしれないが、コストパフォーマンスや実用性を考えたらかなりいい線行っていると思う。特に単三電池2本駆動というのがポイントが高い。




電池はアルカリ電池を使うことになっているが、エネループも使いたいと思っている。ニッケル水素電池は容量は大きいのだが、アルカリ電池よりも電圧が少し低い(ニッケル水素:1.2 V、アルカリ:1.5 V)。どのくらい明るさが違うのかを確認するために次のような実験をしてみた。

壁にライトを照射し、それを絞りを固定したデジカメで撮影し、シャッタースピードを比較した。

その結果、アルカリ電池を使用した場合のシャッタースピードが1/67 sec、ニッケル水素を使用した場合のシャッタースピードが1/40 secだった。

シャッタースピードが明るさに比例しているとすると、明るさが1.7倍異なることになる。

この違いは感覚的にもわかる程で、ニッケル水素ではちょっと暗いかなという感じだ。しかし、実用上はほとんど問題になる程の暗さではない。というか、ニッケル水素の時でもかなり明るい。
ところで、ステルス・プロの電池を入れる部分はアルカリ電池のサイズぴったりに作ってある。ニッケル水素電池のサイズはアルカリ電池のサイズよりも大きい場合が多く、エネループは間違いなくちょっと大きめだ。そのため、微妙にギリギリ感が漂う感じであり、抜けにくくなる場合があるようだ。抜けなくなる程きつくはないものの、ニッケル水素の使用は自己責任で、といったところだろう。


最後にちょっと気になっていること。
通常、LEDは3.6 V以下の電圧では発光しないらしい。単三電池2本で発光するということはコンバーターで電圧をあげていることになる(1.5 V + 1.5 V = 3.0 V)。気になるのはニッケル水素電池を用いる場合どの程度まで使ってもいいのかということだ。ニッケル水素電池は過放電すると使えなくなるので、リミッターがない機器で使用する場合には注意が必要だ。試しにWiiリモコンで使えなくなった電池をライトに入れてみたところ、煌煌とした明かりを放った。どのくらいで使用を打ち切るかが問題だ。

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