赤外線距離センサ

以前、赤外線距離センサGP2D12のことを書いたが、先週手もとに届いたので、今日、いじってみた。GP2D12というのは確かにシャープの製品のようなのだが、その型番のものは見当たらず、実際は GP2Y0A21YK0Fというものを使った。
5Vの電源は転がっていた安定化電源を使った。信号は電圧で取り出せるので、しかるべき手段でパソコンに信号を取り込んだ。パソコンへの取り込み方はいくつか手段が考えられるが、自分は使い慣れているナショナルインスツルメンツのモジュールを使った。
データシートはシャープからダウンロードできるが、一応、自分でキャリブレーションデータを取り、距離に換算した。このセンサーは距離の逆数が電圧に比例する特性を示すので、例えば縦軸を電圧に取り、横軸を距離の逆数にすると直線近似ができる。当然、近似はリニアリティのある範囲で行わなければならない。基本通りにプロットを直線近似して、距離について解けばいい。後は煮るなり焼くなり計算して自分が欲しい形に直せばよい。動作は良好。ほぼ狙い通りの距離がちゃんと出力された。

ちなみに、このセンサーは精密な計測には向かないのでご注意。

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