ASCII.jp お散歩に持って歩きたい!注目デジカメ4選

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パナソニックGH1、オリンパスE-P1、シグマDP2、リコーGRDIII(以下、GRD3)の4機種がピックアップされている。記事にもあるように今ならパナソニックのGF1も候補に入るだろう。撮像素子サイズはGH1、E-P1、GF1がマイクロフォーサーズDP2APS-C相当、GRD3が1/1.7"サイズのものだ。
サイズや熟成度で考えると散歩カメラとしてはGRD3が一番いいだろう。しかし、レンズ交換式のGF1も捨てがたい。E-P1はストロボが内蔵されていないので自分的にはGF1の方がよいと判断した。また、E-P1のスタイルだとズームレンズをつけたときにデザインのバランスが悪いと感じる。レンズを積極的に交換したいなら、全体のバランスを考えてGH1も選択肢に入るだろう。しかし、あの形状だとバッグにスルッと入れて持ち歩く感じじゃなくなるかもしれない。DP2も悪くはないのだが、クセが強そうなので気軽な散歩カメラとしてはどうだろうか。
ISO800の比較画像があったので次のような感じで並べて観察してみた。
↓それぞれの画像の下に部分拡大画像を載せてみた。
(注意:グラコンで作業中のものをキャプチャして文字などを入れた画像なので、画質は記事中のものを見て欲しい)

GRD3は撮像素子が小さい分、細かい部分の描写が一番甘い感じがする。DP2は細かいところまでよく写っているようだが、ノイズ処理が独特で不自然なザラザラ感がある。GH1が最もノイズが少なく、一見画質が良いように見える。しかし、自分が一番好みなのはE-P1の画像だ。ノイズの処理を控えめにしているのかザラツキ感はあるのだが、自然なノイズの入り方でフィルムの粒状感に近い。また、ノイズ処理による情報喪失も抑えられており、適度なノイズがあることで全体的にシャープでスッキリした描写になっている。GH1とE-P1の撮像素子は同じものだが、画像エンジンでここまでの違いが出るんだな。

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