撮像素子のサイズは画質だけが変わるわけじゃなくて、被写界深度という写真表現そのものに影響を与えますよということ。
被写界深度が深くても速いシャッタースピードが切れるコンパクトデジタルカメラがスナップ写真やマクロ撮影に向いている「場合がある」という認識を自分は持っている。
ボケというのは写真表現の重要な要素なので、どっちがいい悪いではなく、表現そのものの問題だ。そのためには必然的に撮像素子のサイズ、絞り、シャッタースピードを能動的に選ぶ必要がある。その辺はフィルムもデジタルもまったく同じではないだろうか。
ホンマタカシの「たのしい写真」では「決定的瞬間」と「ニューカラー」の差は「シャッタースピードである」と表現している。つまり、決定的瞬間の写真はシャッタースピードが短いため、絞りを開く必要がある。だから、必然的に被写界深度が浅い表現となる。ニューカラーは現実のありのままをできるだけ詳細に表現しようとする手法なので大型カメラを用いて絞りは極力絞って長いシャッタースピードで撮影するということらしい。
コンパクトカメラを三脚にすえてじーっと撮影するとネオニューカラーになるということだろうか。
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- 作者: ホンマタカシ
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