asahi.net 電子書籍化へ出版社が大同団結 国内市場の主導権狙い

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Amazon電子書籍端末「Kindle」の日本国内発売されるであろうことからこのようなことが行われたらしい。
どうやら今年辺りから電子書籍というのが本格化しそうだ。

ところで、記事中に出版権という言葉が使われているが、この出版権というのは著作権法81条1項で規定されており、結構な効力を有する権利らしい。出版権を設定すると、著作権者は他人に利用許諾や出版権の設定ができないばかりでなく、自身すらその範囲での利用ができなくなるのだ。つまり、アマゾンが出版権を持つようになってくると、当然それ以外の出版社はその著作物で利益を得ることはできなくなる。電子書籍を求める声が高まってくると、それにより著作物を提供できないような出版社はどんどん淘汰されるだろうし、最終的にはアマゾンにやられっぱなしということもありえる。
だから、みんな抜け駆けなしでなかよしになりましょうねってことなんだろうか。

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