水平

先日、とある調査のためにカメラとビデオで記録をとった。カメラは自分が担当し、ビデオは別の人に担当してもらった。今日、そのビデオをチェックしていたのだが、なんか変なのだ。三脚を使っていたはずなのに、ほとんど水平が出ていないのだ。「これ、なんかおかしいと感じませんか?」と聞いてみたところ、「う〜ん、なんか変でしたかね」という返事が返ってきた。なるほど、これじゃ撮影時に気がつかないのもしょうがない。
写真を撮るとき、水平を出すのは意外と難しい。自分も癖があって気を抜くと水平が出ていない写真ばかりになる。K-7の電子水準器を参考にしながら構図調整をすることがあるのだが、自分の水平感覚と計器の水平表示に必ずと言っていい程ズレがある。
「写真が上手に撮れた感じがしない」原因にはいろいろあると思うが、意図的じゃない限り「水平が出ていない写真は上手に見えない」ことが多いと思う。
露出だ構図だという前に、まず「水平を意識」して写真を撮ってみてはいかがでしょうか、という提案です。

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