今日の一枚

昼間何気なく歩いていて、軒先の花に目が止まる。
カメラをサッと構え、何も考えずに撮影する。あえて確認も何もしない。ブレてボケていても、そのとききれいだと思った印象は変わらない。
何気ない、飾らない日常の写真をたくさん集めたいと思っているのだが、このさり気なさ加減というか、さり気なさの好みってのがあって、それはそれで表現するのはなかなかむずかしいと感じている。
それは何かといえば、間みたいなものかな、被写体と自分の距離感というか関係性のあり方みたいなものだろうか。写真を撮る前に、撮影しようとしている自分の魂の在処みたいなものがきちんとしていないと写真は撮れないような気がするなぁ。こういうとむずかしいのだが、ようは、ノリがいいか悪いかってことだ。撮影して楽しいか楽しくないかと言ってもいいだろう。
まだ写真的な表現が何ものなのかを考えるレベルには至っていない感じがする。

DA55-300だけど、レンズの中をよく見ると小さなホコリがいっぱい入っている。ズームレンズで鏡筒を大きく出し入れするので屋外でもホコリがひどいときにはブロワーで吹いたりするのだが、いつでもそんなに丁寧に扱えるわけじゃない。今日なんか小さな砂埃をいっぱいかぶってしまったしなぁ。
DiMAGE A1もこれまで結構ハードに使われてきたがそれほど目立ったホコリは入っていない。やはり一眼レフのレンズってのはホコリが入りやすいのかな。ちなみにニコンのフィルム一眼レフのレンズはホコリがいっぱい入っている。というか、使ううちにレンズだけでなく、ミラーやマット面等にもかなりのホコリがつくものだ。気にすると気になるのだが、判断の基準としては写真に著しい悪影響を与えるかどうかだと思う。よほどひどくない限り、小さなホコリってのはそれほど気にするようなものではない場合が多いようだ。軽くブロワーで吹いたりしても取れないホコリは深追いしないようにしている。最終的にどうしても気になる場合は数年に一回クリーニングに出すといいのだろう。そんな風に思いながら、実害がそれほど感じられないので、一度もクリーニングなんてものをしたことはない。

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