電子メモパッド

米国で20万台以上売れている電子メモパッド Boogie Board(ブギーボード)、キングジムからも販売開始! : ギズモード・ジャパン
消去するときしか電力を消費しないってのがおもしろい。圧電素子とか使って、筆記時の圧力で生じた電力で液晶の表示を変更しているんだろうか。商品名はBoogie Boardというらしい。
しかし、書いたメモは記録や転用ができるのだろうか。それができないなら紙を一枚持ち歩いているだけのようなものなので、用途は限られるだろうな。アイディア次第ではおもしろい使い方ができるかもしれない。


iPhoneを使い始めてから、スケジュール管理に紙の手帳は必要ないかもと思い始めているのだが、アナログな筆記ツールは絶対に必要だ。手を動かす行為は思考と密接に関わっているような気がするからだ。なので書くものや大きさが違うことで思考回路が変わる。
自分の場合、仕事では方眼のA4メモパッドとホワイトボードは欠かせない。きれいな紙や大きなホワイトボードを使うとなんだか頭の回転が良くなる気がするのだ(実際に回ってるかどうかはわからないけど)。よくコピー用紙の裏紙をメモ用紙として使っている人がいるが、裏紙では気持ちよくアイディアが出てこないので自分は絶対に使わない。いいアイディアが浮かばないような媒体を使って考えても時間の無駄だ。時間の無駄は結局金の無駄だ。A4メモパッドは一見高そうに感じるが、一冊あれば半月からひと月くらい、あるいはそれ以上使える。自分が使っているのはオキナのプロジェクトペーパーだが、A4 100枚で定価525円。一枚、5.25円。一日平均2枚使って稼働日を多く見積もって250日としよう。すると、年間の費用は2625円。倍でもざっくり5000円くらいのもんだろう。言い換えると、年間2500〜5000円でA4用紙500〜1000枚分の思考が買えるのだ(すべてがすばらしい思考ではないだろうが)。これを高いとみるか、安いとみるか、それ自体は自由だが。

実験のデータなどをプリントの端やコピー用紙に書いている人も見かけるのだが、ああいうのは作業以前に姿勢に問題がある。人間性はともかく、基本的にそういう人の実験は信用しないし、あまりまじめにレポートを読むこともない。悪いけど、よほどのことがなければ軽く確認したらゴミ箱行きだ(スマヌ)。


話があっちこっち行ってしまったな。

Improv Electronics Boogie Board LCD Writing Tablet 【簡易パッケージ版】

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