散歩

今日は冬休みの最終日だったので、ちょっと多めに散歩した。
カメラはK-7。レンズは今持っている3本を全部持ち歩いたが、結局、DA21しか使わなかった。DA21の画角のせいか、モノクロで現像したくなる写真が多い気がする。
多めに撮影したけど、結局、イイナと思ったシーン以外は印象に残らないものだと思った。
一枚目の場所は何度も撮影してるけど、DA21にしてやっとイメージに近い感じを得ることができた。やはり適切な焦点距離ってのはあるものだ。レンズの歪曲補正は現像時にしているが、DA21は不自然な歪みが少なく、非常にいい描写をしてくれる、。ちょうどいい具合にバイクが居たなぁ。
消失点をどこにするか迷うが、この場合、トリミングしてしまってもいいかもしれない。

2枚目は古い民家だったが、壁一面がこのような感じで装飾されていた。何度か通ったことのある場所だが、気がついてなかった。真正面の画角は目標は定めやすいのだが、意外と構え方が難しい。中途半端に撮影すると間違いなく締まらない絵になる。

3枚目は広島城脇の公園。とっさに撮影した一枚。公園、陽だまり、ハト、自転車、散歩する人、すべてがちょうどいい感じの場所に配置された。シュパッと撮影した。DA21の広い画角がありがたい一枚。その後、公園で何枚か撮影したが、最初の一枚が一番良かった。苦労した結果、一枚目が一番良かったってのはよくあるなぁ。

散歩写真はどうしても行動パターンが限定されてしまい、同じようなところに何度も何度もいってしまう。表面的な新鮮さは全くないのだが、そんな中でも新たな発見を求めていろんな心理状態でキョロキョロとしている。数時間歩くと、1,2枚はおもしろい場面に出会うことがある。むしろ、舞い上がらずに落ち着いた気持ちで歩けるようになってから見せてくれる街の表情がある(どうしてもはじめのうちはカメラを持って歩くと舞い上がりがちだ)。まだまだ達していない領域がたくさんあるような気がする。ルーチンのようでいて、毎回変化がありおもしろい。

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