ニコンCOOLPIX P300 - デジカメWatch

ニコンCOOLPIX P300 - デジカメWatch
F1.8のレンズといえばオリンパスXZ-1を思い出すし、スタイルからはキヤノンS95を連想させる。
しかし、根本的に異なるのは撮像素子のサイズだ。

サイズは1/2.3型とコンパクトモデルのなかでも小さいほうの部類に入る。ライバルのPowerShot S95は、COOLPIX P300よりも一回り大きい1/1.7型有効1,000万画素CCDセンサーを搭載する。

この記事では1/1.7サイズと画質的な差はないとしているが、そうは思わない。拡大してみるとその違いは歴然としている。自分はこの極小イメージセンサーの画質がどうも好きになれないのまずで間違いない。
それをことさらに欠点だと言うつもりはない。実際、縮小した画像を見る限り、特に大きな問題は感じられないからだ。ただ、違うものは違うわけで、それをごまかして表現する必要はないというだけのことだ。
最近のコンパクトカメラは画素数を極端に大きくすることで、最終的な画質のつじつまを合わせているようなところが感じられる。最終的なつじつまとは縮小画像であり、プリントだ。結果がよければそれでいいわけで、特にプロセスを重視する必要はない。そういう意味ではこういうアプローチ方法もあるんだろう。あとは好みの問題だ。

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